朝の庭園散歩
この日のキャンプ場は、チェックアウトが午後1時と、かなりゆっくりで助かります。
庭園が売りということで、午前中はお散歩を楽しみます。
たくさんのアヒルが生息する大きな池があり、それを取り囲むように遊歩道が整備されていて、
外周は1キロくらいあります。
途中にベンチがあったり、ビューポイントが用意されていたり、
これだけの庭を手入れするのはかなり大変そうです。
“2006年にリノベーション大賞を受賞”
と書いてあったので、
おそらくは未開の地を整備して、庭園を作り、キャンプ場にしたのでしょう。
それだけ手の込んだ庭園を、贅沢に二人占めできて朝から気持ちが晴れやか。
行先変更
1時にチェックアウトして向かう先は、「インバーカーギル」という、南端エリアを代表する田舎街。
先日観て感動した「世界最速のインディアン」のゆかりの地でもあります。
出発して少しすると、小腹が空いたので、
「インバーカーギルに美味しいフィッシュ&チップスでもないか」と検索したところ、
インバーカーギルの隣、「ブラフ」という港町に、美味しいカキとフィッシュアンドチップスの専売店があることを知り、
急遽方向転換してブラフに向かうことに。
フィッシュ&チップスランキング更新
15分ほどで、大通り沿いにあるこちらのお店に到着。
中に入ると、ジブリの映画に出てきそうな快活な女性が接客してくれました。
GoProで店内を撮影していると、「私が撮影してあげるよ」と言い、
僕らのGoProを手に取って店内や僕らを撮ってくれました。
オススメの、カキとフィッシュ&チップス(塩少なめ)を注文。
カキは冷蔵庫から取り出してその場で提供。
フィッシュ&チップスは注文を受けてから準備するので、10分後に提供。
イートインスペースは無いので、テイクアウト専用。
僕らは外のベンチで食べることに。
うまそー!
まずはカキから食べます。
小ぶりなカキですが、プリっとしてて超美味しい。
海を丸ごと食べてる感覚で幸せ。
お次はフィッシュ&チップス
紙に包まれていて熱々。
衣のカリカリぶりが完璧だし、ぷりっぷりに詰まった身は脂も乗っていて超絶美味。
カリッカリのポテトも、程よい塩加減で、ジャガイモの素材の味が引き立てられます。
「うまーっ!!」
全体的に、言うことなし。
モエラキボルダーで食べたフィッシュ&チップスを超えて、ランク1位に躍り出ました。
The best #FishandChips and #oyster ever!!#bluff #worldbest pic.twitter.com/8W7aL7vWnU
— なゆっけ旅 (@nuk_tabi) May 28, 2020
正直もうワンセット食べたかったのですが、食べ足りないくらいでやめてくのが乙 ということで一つで我慢。
このカキとフィッシュ&チップスを食べるためだけに南端のブラフまで訪れる価値は、十分あります。オススメ。
アルパカとキャンプ
フィッシュ&チップスを食べて満足した僕らは、
結局インバーカーギルには立ち寄らず、北上しました。
「ミルフォードサウンド」という、南西部(ここからは北西に位置) にあるフィヨルドが目的地です。
ただ、一気にここまで行くのは無理なので、途中の「ラムズデン」という街でこの日は一泊することに。
キャンプ場の敷地内に車で入っていくと、数匹のアルパカに出迎えられました。
この時点で、このキャンプ場は好きになったのですが、
トイレ、シャワー、キッチンの設備が全て綺麗で、且つ、フロント(この日は無人)にはシャンプー等のアメニティがたくさん置いてあり、大助かり。
その上、僕ら以外のゲストは見当たらず、
これだけ素敵な施設を貸し切って29ドル(約1900円)はコスパも最高です。
ステキな宿泊になりそう、と期待が高まります。
この日買い込んだ食材
嬉しい出会い
夕方、キッチンで夕飯の支度をしていると、一台の車がキャンプ場に入ってきました。
「あー、貸切だと思ったのになぁ」と少しガックリ。
しばらくすると、一人のアジア人男性が車から下りてキッチンに入って来ました。
日本人では無さそうなので、英語で軽く挨拶を交わします。
どこから来たのか尋ねると、
「I’m from Taiwan」
そこで嬉しくなって、
中国語で「僕らも6年間台湾に住んでいたんですよ」と話すと、
驚いてとても喜んでくれました。
こちらのJattさんは、台中からワーホリでニュージーランドに来ており、1月からは愛車で南島を廻る一人旅をしているとのこと。
ニュージーランドのオススメのポイントなどを教えてもらったり、会話もよく弾みました。
台湾らしい麺
旅先で台湾人に会うとテンションが上がります。
ステーキ定食 デザート 柔らかくて絶品
キャンピングカーからの星空
この日の晩は特に冷え込み、リビ子をつけていても車内がなかなか温まりません。
Jattさんの車には「電源がないし湯たんぽもない」、と聞いていたので、
この寒さには耐えられないのではないかと心配し、
ぼくらの湯たんぽを差し入れることに。
しかし、「いや、毛布も寝袋もたくさん持ってるから本当に大丈夫」と言って頑なに受け取ってもらえませんでした。
僕たちは車内でリビ子と湯たんぽのコンビでぬくぬく過ごしていたのですが、
トイレのため外に出ると、星がものすごく綺麗に見えました。
ここで、なゆちのカメラマン本能に火がつきます。
「ちょっと撮影してくるわ」と、外気0度の中、外に飛び出すと、そこから30分間、一心に撮影に没頭しました。
僕は車の中から応援することしかできません。
出来上がった作品がこちら。(画面を明るくしてご覧ください)
お見事な一枚。
頭上の窓から満点の星空を眺めながら眠りにつくのは本当に幸せで、キャンプの醍醐味が詰まった夜になりました。
「#南半球の天の川 x #キャンピングカー 」Photo byなゆち#fujifilmxt30
— なゆっけ旅 (@nuk_tabi) May 27, 2020
寒さに耐えながら撮影してくれました。
(僕は車内でぬくぬく https://t.co/CjxqVxMHJz pic.twitter.com/76533BzMeQ
キャンピングカー生活が幸せ過ぎるので来月15日までレンタル延長。せっかくなので南島一周してみようと思います。#キャンピングカー #ニュージーランド
— なゆっけ旅 (@nuk_tabi) May 28, 2020
毎回キャンピンサイトが個性あって楽しいね。
星空写真でゆっけさんがキャンピングカーの中で映ってるの面白い
風邪ひかないようにね。
そうだね、キャンプしている人は面白い人が多いし、皆フレンドリーだね。
なゆちの写真に対する執念はすごいよ、風邪ひかないように布団の中を温めておいたから大丈夫!
私も、台湾で台湾人に会うとテンションが上がります。風邪気を付けて下さいね。
常にテンションあげてなきゃいけないから、それはちょっと大変な気質ですねw
風邪気をつけます!かねこちゃんも熱中症にお気をつけて
異国の地で、ゆかりのある国の方と会うとテンション上がりますよね!(^^)
私も、日本国内で台湾の方と出会ったり、中国語を聞くと親近感が湧いてます!
そして、なゆちさんの寒くてもいい写真を撮る!という根性?(笑)と気持ち、姿勢、素晴らしいですね。
見てる側は素敵な写真見させてもらってるので嬉しいです‼︎
嬉しくなるコメントありがとう!
僕は日本にいると無駄に中国語で会話したくなるけど、この気持ちも分かってくれるかな?
なゆちの執念も、褒めてくれてどうもありがとう!普段は寒がりなんだけど、こういう時は無双モードに入るんだw
飯テロすぎてお腹鳴りそうwフィッシュ&チップスやばい(T_T)食べてないけど実際に食べたんじゃないかってぐらいの感覚に陥るコメントにやられる。さすがです。
で、もう寝るだけなのに松屋食べるか悩んでる(朝5時42分)
コメントもらってからちょうど1時間。松屋なうでしょうか?w
今回は飯テロ狙ったから、その反応嬉しいです😁
フィッシュ&チップスは自分でもブログ見返すたびに食べたくなってしまうよ。