二日酔いの移動
前日の夜のSさんとの会食が楽しすぎて、奥さんも僕も珍しくお酒をたくさん飲みました。
宿に戻ったのは深夜1過ぎで、そこからフラフラになりながらシャワーを浴びたりして2時頃に寝ました。
朝は6時に起き、絶賛二日酔いで吐きそうになりながらパッキングを済ませて8時にチェックアウト。
8時半発の電車に乗ってFlixBusの乗り場を目指しました。
この電車で、僕らの目の前に座った男性が飲んでいたMonsterというドリンクの臭いが、二日酔いの僕らを苦しめました。
早く飲み終わってくれ、、という祈りは届かず、男性はウィスキーのロックを飲むかのようにゆっくりと舐めるようにMonsterを飲みました。
なんとかバスの乗車には間に合いましたが、その頃には僕ら二人は顔面蒼白になっていました。
ドイツ到着
バスに乗ること5時間、国境を越えてドイツはケルンに到着です。
途中デュッセルドルフを通った時、ベネチアで会った岡田さんの顔が頭をよぎり、時間が有れば立ち寄りたい街だったなぁと後ろ髪を引かれました。
Flixbus はケルンの空港に到着したので、二日酔いは大分回復していたものの、少し空港内で座って休むことに。
ここで、「ベルギーで書いて切手まで貼った絵葉書を、投函し忘れていた事実」を思い出しました。
EU圏内なら大丈夫かもと思い、空港内のドイツポストの窓口で
「これ、ベルギーで買った国際郵便の切手なんですけど、ドイツから出せますか?」
と問うたところ、「無理です」と言われてしまいました。残念。
この絵葉書は日本に手持ちしようと思います。
その後、ドイツ鉄道と地下鉄を乗り継いで、夕方5時頃に宿に到着。
ホストは若い女性の方で、流暢な英語でチャキチャキと部屋の説明をしてくれました。(この日の宿)
そのあとすぐにホストが出かけたので、家で思い切りくつろいで二日酔いと長旅の疲れを取りました。
一時間ほど休み、その間に洗濯もして完全にリフレッシュ。するとこの日初めて食欲がわいてきました。
火鍋とお茶
割と近所にかなり美味しそうなパスタのお店を発見したので、そちらに行ってみることに。
トラムに乗ってお店に到着すると、残念ながら満席で、入店を断られてしまいました。
そこで途方に暮れながら、ふと隣に目をやると、”Hotpod” の文字が。
中に入ってみると、中国人が経営している本格的な火鍋のお店でした。
火鍋とか、ドイツに来てまで考えもしなかったけど、冷静に考えてみたらいま一番食べたい食べ物じゃないですか。
一人20ユーロ程度で火鍋やその他の料理が食べ放題のバイキング。
二人ともテンションが上がり、たくさん食べました。本当に美味しくて、野菜たっぷり入れた鍋はお腹にも優しかったです。
別途注文した中国茶も二日酔いの体に染み渡り、本当に体が喜ぶ食事となりました。
オーストリアでお世話になったインインの家族もそうですが、華僑の人達は世界中どこでも本当に美味しい中華を提供してくれるので本当にありがたいです。
https://nuk-tabi.blog/2019/11/30/day52/
というわけでドイツ初日は一切ドイツらしいことをしないで終わりました。
ピンクの帽子かぶってるね
これかぶってるときはあまり写真撮られたくなかった。