世界遺産の街スプリト
この日の寄港地、クロアチアのスプリトは最後の寄港地です。

ローマ帝国のディオクレティアヌス帝の宮殿に、帝国の崩壊後、人がそのまま住み着き、
旧市街として現在も賑わっているかなり貴重な街です。
その特異性から、街全体が世界遺産に登録されているのです。
クロアチアを訪問した人は、口を揃えて「クロアチアは本当におすすめ」というので
だいぶ楽しみにしていました。
まずは青空市場
港から旧市街に向かうと、その入り口の前に青空市場があり、多くの店舗が軒を連ねていました。




そして、オープンテラスのカフェやバーなどには、早朝からたくさんの人が入っており、お洒落な雰囲気をプンプンに醸し出していました。

奥さんはこの青空市場で、ボディクリームを買いました。

優しい店主
全く同じものをこの後市街地で見つけたのですが、奥さんが買った値段の数割高で売っていたので得した気分。

旧市街
旧市街に足を踏み入れると、そこはまた異世界。
歴史情緒溢れる建物の中にお洒落なカフェやお店が入っており、歩いてるだけで楽しい街。

歴史情緒

お洒落なお店

さらに歴史情緒

「世界一狭い通り」
そして何より平和だし、綺麗。

警戒心ゼロの店主

綺麗
これは皆が絶賛する理由も納得だし、一瞬で惚れ込みました。
大聖堂のベルタワーは有料だし、登り降りは結構過酷でしたが、素敵な街並みを眺望できるのでオススメ。

スプリトの街

僕らの船も見えました

そらこんな写真や、

こんな写真も撮りたくなります。
衛兵との写真撮影をしている人がいましたが、衛兵一人につき5ユーロのチップを請求されていたので、僕らはやめておきました。

計10ユーロなり
ディオクレティアヌス帝の宮殿敷地にあるカフェに入り、お洒落な絵葉書を書いたりのんびりした後、
後ろ髪を引かれる思いで3時に船に戻りました。
もっとクロアチアを見たい
最後の寄港地ということもあってか、帰船時間が3時半と、かなり早めに設定されていました。

船内で最後の1日を堪能する皆さん
すごく気に入った街だったのでもっとゆっくりしたかったです。
スプリトはこの旅で二つ目の星5評価となりました。(1つ目はサントリーニ)
今回の滞在で、クロアチアに興味が湧き、ほかの都市も見てみたい という気になったので、
クルーズが終了したら、11月にまた時間を取って、今度は1番人気のドブロブニクに行ってみることを決意しました。
追記:ドブロブニク行ってきました。
https://nuk-tabi.blog/2019/11/21/day45/
ワカモリ再び
船に戻り、船での最後の夕飯を食べました。
奥さん念願の、ワカモリがビュフェに用意されていたのを発見し、
奥さんの喜ぶ顔をみるべく、たくさん盛って
「おーい!ワカモリあったぞ!!」
と席に持って帰ると、
「あー、でもいま気分じゃないんだよなー。。」
と言われてしまったので、
最後のワカモリはあらかた僕がいただきました。
レイモンド夫妻
このクルーズ期間中、僕らと生活スタイルが似ているひと組の中年夫婦がいました。
港から市内まではバスを使わず歩いていたり、船内では夫婦で黙々と卓球をしたり、
「なんだか僕らと似ているなぁ」
と感じていました。
相手も、僕らの存在を認識しているようで、後半は会えば 簡単な挨拶をするようになっていました。
この日は最後の晩ということで、卓球場で顔を合わせた際に、自然と会話がスタートしました。
レイモンド夫妻は、二人は中国生まれのアメリカ人。
年は僕らの両親くらいで、同じくらいの年の息子が二人いると話して聞かせてくれました。
退職後のセカンドライフは、夫婦でバックパックで旅行をしていて、一年の半分は旅行をしているらしいです。
クルーズ後はフランスからピレネー山脈を歩いて越えてスペインにいくらしいです。
2年前には日本も訪れ、四国一周のお遍路旅もしたと言っていました。
僕たち夫婦が目標にしている形のセカンドライフを送っていて、すごく興味深く話を聞かせてもらいました。
素敵な街と素敵な夫婦と出会い、クルーズの締めくくりに相応しい1日となりました。

レイモンド夫妻
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