【世界一周】Day28🛳(🇬🇷)クルーズ12日目(サントリーニ)「念願のサントリーニ島」

念願のサントリーニ

この日は、このクルーズで一番楽しみにしていた、ギリシャのサントリーニ島に寄港します。

数年前に写真でその街並みを見て以来、いつか行ってみたい と願っていた場所です。

また、奥さんは数年前の家族旅行のクルーズで来る予定だったのに、当日天候不良でそれが叶わなかっただけに、僕以上に思い入れが強い場所です。

「早く着かないかなかぁ」

サントリーニは、港まで入り込めないのでtender(小船)に乗り換えます。

前回tenderの意味を知らずに小船への乗船が遅れてしまったことを反省し、この日はtenderチケットが配られる7前にチケット会場に行きました。

10分前の650分にもかかわらず、そこにはすでに長蛇の列ができていました。

人気の寄港地だけあってみんな早めに乗船するために必死です。

結局受け取ったのは7番のチケット。

8時になると1番から順に番号が呼ばれ、僕らは9時にtenderに乗船し、サントリーニ島に向かいました。

tenderから見たクルーズ船

フィラ

船が到着したのはサントリーニ島の中心地『フィラ』です。

高台にあるので、港からケーブルカー で登ります。

ケーブルカーは行列

片道一人6ユーロなり

ケーブルカーを降りると、そこには真っ白な可愛らしい建物が多く建ち並んでいました。

「おー、青い!」

素晴らしい青

街のどこを切り取っても綺麗

海も真っ青

空も真っ青

絵葉書も綺麗な青

「これこれ!」

とか言いながらハイテンションで写真や動画を撮りまくります。

青が映え過ぎて自分が霞む

遠くをみたり

定番の場所でツーショット

知らん人たちと

ただ、ネットなどでよく目にする絶景を拝むには、そこから北に10キロ先にある、最北端の『イア』という街にいく必要があるとのこと。

ハイキング

フィラからイアへの移動はバスやタクシーが推奨されていますが、

我々は体力が有り余っていたし、道中の景色を存分に楽しむべく、

歩いて向かうことをチョイスしました。

「歩こうぜ」

“あと9キロ”

序盤は、道も大分舗装されていたし、人もたくさんいて、可愛いリゾート施設などが辺りに連なっています。

道は次第に険しくなっていき、標高も高くなりますが、

途中途中で、かわいい教会や、絶景ポイントがあったりで、心は折れずに済みます。

可愛い教会

また可愛い教会

絶景

「どこ?」って感じの景色

人里はどんどん遠ざかっていき、

こんな山道に自分たちだけという状況になると、「あー旅してるなー」という気分になってきます。

(あー、旅してるなぁ)

念のため水と果物を常備食として持ち歩いているのですが、これが栄養補給に役立ちました。

「ラフランスうめぇ」 

二人で大声で歌を歌って鼓舞し合って歩き続けること3間。

もう、イアは目の前です。

「もう歩きたくねぇ…」

最後のくだり道は、脚がガクガクしてきましたが、ビーサンでここまで来た奥さんはピンピンしています。

ビーサンの奥さんと可愛い野犬

その姿を見て、「スニーカー履いてる自分がへばってる場合じゃない 」と勇気が湧いてきました。

イア

スタートから4間、ついにイアの街に到着です。

達成感!

フィラに比べてごちゃごちゃしておらず、『洗練された街』という印象で、本当に綺麗な白と青ばかり。

 

雰囲気満点のお店

「洒落てるなぁ」

カフェに入り、ご褒美のビールを飲みながらスイーツを食べたり、絵葉書を書いたり、1間ほどのんびり休憩しました。

最高の景色とキンキンに冷えたギリシャビール

甘過ぎるスイーツ『カダユフ」

暑過ぎて死ねる席

このカフェの脇道から“これぞイア”という写真を撮ることもできました。

これぞイア!(マッサージ気持ち良さそう)

「これぞイア」

“イアの夕日は世界一”と言われているので、ぜひ見たかったのですが、この日の日の入りは6時半

僕らは7までに船に戻る必要があったので、イアの夕日は断念して、4過ぎにバスでフィラに帰りました。

帰りのバスから、ハイキングした山道を遠くに見て、「よくあの道を歩いたなぁ」としみじみ。

夕方のフィラも一興

行きは4間かけて歩いた道も、帰りはバスで30分で帰ってこれました。

夕方のフィラ

朝とは違う趣があり、景色も綺麗でよく賑わっていました。

結婚式で覚えた”見つめ合い”

絶景をバックに読書する人や、路上で音楽を奏でる人などもいて、趣がたっぷり。

特に、海を見下ろしながら感動して涙をながしている老夫婦の姿には、すごくホッコリしました。

が、そのすぐ隣で謎の中年カップルが超濃厚なキスをしていたのには興ざめしました。

ドンキーの糞

港はフィラの街の下にあるので、下る必要があります。

朝はケーブルカーを使って登ってきたので、帰りもこれを使って降りる人が大多数のよう。

ただ、我々は節約もしたかったし、イアまでの道のりを歩いた自信から、ここも歩いて降りようということに。

なかなかの勾配

この登り降りで、ケーブルカーの次にメジャーな手段がドンキーの背中に乗ることらしいです。

大量のドンキー

ドンキーとは、ロバのことです。

そのため、フィラの街中には動物臭が漂います。

「サントリーニ、くさっ」

帰りの下り道を歩くとなると、このドンキーたちと同じ道を突き進むことになるのです。

お疲れのドンキー、頑張れ!

覚悟はしていたのですが、道の至るところにあるドンキーの糞は強烈で、絶対に転びたくないと思いながら一歩一歩踏みしめて歩きました。

道案内

「ありがとな。」

すれ違うドンキーに屁をこかれたり、なかなか試練の多い道のりでした。

屁の犯人

船で一日を振り返り

無事に船に戻った頃にちょうど夕日が沈みました。

船から見た夜のサントリーニもまた綺麗でした。

「あそこから下ってきたんだなぁ」

夕飯に船内のビュッフェでギリシャ料理を食べながら、一日を振り返り、

中年夫婦のキスとドンキーの糞を除けば、文句のつけようがない1

ということで、サントリーニには最高ランクの5点を付けました。

「文句なしの5点だね」

歩き疲れたので、寝る前にお互いマッサージをしました。

ウトウトしながら、

今晩の夢でまたサントリーニに行けたらいいな。」

と、ロマンチックなことを思いながら眠りにつきました。

結果的に、

“大学の単位を落とした罰として、バンジージャンプをするか120万円払うか選択を迫られ、後者を選んだ夢”を見ました

 

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#day28 🌇 #🇬🇷 #sunsetofsantorini 2019.10.22 . Back to the boat on foot ⭕️👟 ❌🐴 . ベンチに腰掛けて2人でのんびり夕陽を見た後は、歩いて崖を降りました。 ジグザグになっててすごく歩きにくいけれど、まだまだ元気なうちはロバさんには頼りません。 . 感動したので小話をちょっとシェア 💙 近くにいた老夫婦が、夕陽を見ながら涙を流していました。 恥ずかしかったのか、旦那さんが急いでサングラスをかけ、笑いながら奥さんにもかけてあげている様子を見て、なんだか温かい気持ちになりました。 改めてユッケ氏と仲良く年を重ねて、こんな素敵な老夫婦みたいになりたいと思ったのでした。 . ただ、その隣にいた中年夫婦が謎のディープキス(しかも長め)をしているのはなかなか不快でした。 . #fujifilmxt30 #サントリーニの夕陽 #また来たいな #夫婦のあり方は人それぞれ #世界一周 #nofilter #なゆっけ旅

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