【世界一周】Day227-233🇳🇿ロックダウン最終週「街に命が吹き込まれた」

ユッケ
ブログリニューアル直後、ロックダウン最終週の渾身の投稿です!

ついにロックダウン終了

7週間に渡ったニュージーランドでのロックダウン生活も、いよいよ終わりを迎えました。

5月11日の首相会見で、14日(今日)から警戒レベルを3から2に下げるという発表がなされました。

警戒レベル2の下では、概ね全ての経済活動が再開され、学校や公共施設も全面的に解放となります。

感染患者が完全にゼロになった訳ではありませんが、市中感染の可能性がほとんどない状況となったこのタイミングで、ウイルスと共存しながら経済の再興を目指す方針のようです。

政府は、今後感染者が出た場合、短時間(72時間以内)に確実に感染経路を特定し、接触者を早急に隔離することを目標にしています。

その目標に向けた、ガイドラインの内容から、飲食店再開に係る“3Sルール”を紹介します。

全員着席し (Seating)

隣のテーブルとは2mの距離を空け (Separation)

1テーブルにつき、一人の店員が対応する(Single server)

https://covid19.govt.nz/alert-system/alert-level-2/

このルールを徹底できていれば、仮に感染者が出た場合でも、感染経路の特定が用意になり、隔離対象とする人も最小限に抑えることができるという趣旨です。

感染者が数百人残っている状態では、こうした対応は難しいと思いますが、数週間のロックダウンを経て、迅速な感染経路の特定が可能なレベル(14日現在の感染者は65名)まで押さえ込みました。

これならウイルスのリスクを抑えつつも、経済を回していけると判断しロックダウンの解除を決定されたのでしょう。

政府は、警戒レベルを移行する際に、こうして明確な目標を示します。そして、想定される感染者数の推移と、実際の推移を毎日の会見で発表します。

これによって、国民は、目指すべきポイントと、現在の立ち位置を把握していたため、混乱することなく政府を信頼して7週間引きこもることができたのです。

今回の政府の対応への支持率は9割近いという調査結果も出ています。

僕たちは、ニュージーランドという安全な国で“守られてる感”を感じながらコロナ渦を過ごすことができたことのみならず、

アーダーン首相のような素晴らしいリーダーを、国の内側から見ることができたことも、つくづく恵まれていたと言えるでしょう。

解除初日の街の様子

街に命が吹き込まれる

14日、ロックダウンが解除されたこの日、僕たちも出かけてみました。

気がつけばもう冬

外に一歩出た瞬間から、明らかに空気が違うのを感じ取りました。

テンション上がる〜

近所のお店が開いており、お客さんが出入りしています。

カフェがOPEN

公園では、子供たちが走り回り、親同士も楽しそうに話し合っています。

公園で遊ぶ子供達

誰もいなかった道路を車や人が行き来し、信号が信号としての役割をはたす。

まさに、“街に命が吹き込まれていく”という表現がピッタリの光景を目の当たりにし、

「“街に人がいる”ってこんなに嬉しいことなんだな」と噛み締めながら、鼻歌混じりで歩きました。

フードコートは“3S”を徹底

ニュージーランドの真価

ロックダウン中は、強制ではないにせよ、皆マスクを着用して行動していました。

これを機にマスク文化がこの国にも定着するのかと思っていたのですが、

今日街で見た人々は、ほぼ誰もマスクはしていませんでした。

また、つい先日までは必要以上に他人と距離をとっていたのに、この日は皆かなりの至近距離で信号待ちをしているではありませんか。

日常の活気を取り戻すのは非常に嬉しいことですが、まるで何事もなかったかのように防疫意識を下げるようなことはあってほしくないです。

ニュージーランドの真価が問われるのは、コロナ対策の主役が首相から国民に移ったこれからだと思います。

今週の料理

最終週は、食材を使い切ることに専念してくれた奥さん

和食のレベルが上がりすぎて、ニュージーランドにいることを忘れます。

そして、常に手作りスイーツがある幸せ

ホームページ更新

13日、本ブログページをリニューアルしました。

これまで外観や機能にあまり拘らずに、記事を投稿することだけに専念して来ましたが、

大変有り難いことに、外部からも閲覧してくれる方も増えてきたので“また訪問したくなるようなサイト”を目指してカスタマイズをすることに。

このページは、WordPressを使用しているのですが、ちょっとコードを書き加えたり、プラグインを入れたりすることで、かなり色々なことができます。

やりだすとどんどん楽しくなって、二人で夢中になること約12時間。

トップ画像やロゴ、カラーの変更に止まらず、僕たちのことを知らない方向けに、フッターにAbout usを追加したり、メニューを追加したり、既存の各種SNSとも連携をはかりました。

スマホで見たとき左上に表示されるメニュー()の中身も調整したので、見やすくなったと思います。

特に、YouTubeはこれまで「人様にお見せできるほどじゃない」と思って公開を避けてきましたが、少しずつコンテンツも揃ってきたので、サイドバーで積極的に推し出していくスタイルに変更しました。

伸び代しかないチャンネルですが、これを機にぜひ登録をお願いします。

母の日

5月10日の母の日には、

僕の実家の母と、叔母(母の妹)には、ソープフラワーを

なゆちのママには、蟹をお取り寄せして、それぞれ送りました。

皆とても喜んでくれたので、嬉しかったですが、

蟹が届いて喜んだのは、ママよりもパパ。

グループLINEでのやりとりから「早く食べたい感」がプンプン伝わってきたので

新たな課題を与えつつ、パパが1日でも早く蟹にありつけるよう手助けをしてあげました。

翌日、ママから送られてきた写真には、課題のことなどすっかり忘れて無心で蟹に貪りつくパパが写っていました。

無心で食べるパパ

こうして、お互いの両親が仲良く健康でいてくれることが、僕たちの心の支えです。

告知

明日5月15日の夜、リーマントラベラーとしてご活躍中の東松さんのYouTubeチャンネルに、生出演します。

台湾在住中に、知り合った深井さんのご紹介で、ニュージーランドのコロナ対策や、僕たちの旅について1時間ほど、東松さんと対談形式で紹介する機会をいただきました。

テレビ出演や本の執筆もされている影響力のある方のチャンネル出演(しかも生放送)ということで、緊張しますが、楽しみたいと思います。

ちなみに僕を東松さんに紹介してくれた深井さんは、台湾でホテルチェーンを買収して最高経営責任者を務めている同世代の凄い男です。

彼自身も先日、同チャンネルに出演し、台湾の事情についてお話されていました。

深井さんのトーク力が高すぎて、“神回”と評判なので、目標高く“打倒神回”を掲げて、小気味のいいトークを展開したいです。ぜひご視聴ください。

(追記)後日台湾で深井さんと再会した日のブログはこちら

これからの旅とブログ

ロックダウン終了に伴い、これからは国内旅行が解禁されます。(国際線は、オーストラリア便も含めてまだ未定。)

首相会見でも、「ソーシャルディスタンスを保つかぎりにおいては、観光業を元気付ける為にも、国内旅行は奨励される」とコメントされていました。

そこで、前回のブログでも書きましたが、僕たちは16日にこの家を出て、ニュージーランド国内の旅を再開する予定です。

ロックダウン期間中は、週単位での更新としていた本ブログも、デイリーベースでの旅ブログに回帰します。

まだまだ感染リスクは現存しているので、当面はのんびりインドアな旅を送ることになりますが、

世界に先駆けて“アフターコロナ”の一歩を踏み出したニュージーランドの様子を、毎日お届けしていきたいと思います。

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8 件のコメント

    • シンプルなコメントwありがとう。
      ブログリニューアルにあたっては、えーみーるからの読者目線でのアドバイスが役に立ったよ。

  • お、ついにロックダウン解除!!
    アツいっすね!!!祝・旅再開!!!
    ページデザインも、すげー見やすくなって、今後の更新楽しみっす!
    明日のYouTubeチャンネル生出演で、相澤さんの新婚旅行世界一周の裏話聞けること、めちゃくちゃ楽しみにしています^^

    • FYさん、この度は色々ありがとうございます!
      ブログもタイムリーに読んでくれて、嬉しい限りです。
      僕割とこういう時空回りして滑るタイプの人間なんで、温かい目で見てやってください。

  • 奥さんの手料理が毎回毎回美味しそうで羨ましい😋盛り付けも外食チックでおしゃれだよね💕
    私が読み返してるあたりは、美味しそうなキエフカツ。
    見たことも聞いたこともなぃ食事を想像しながら、いつも通りの毎日を送ってます。

    • ありがと、本当にレベルアップ著しくて、この点だけに限ればロックダウン様様だよ😆

      読み直し、いいペースだね笑
      キエフカツは超うまかったよー。また食べたい。チキンキエフで検索すると作り方出てくるから、よかったらぜひ自宅で挑戦してみて!

    • シンプルなコメントwありがとう。

      動画のコメント見たら嬉しいコメント連投してくれてて目頭が熱くなりました!
      あの動画に出れたのも、元を辿ればかねこちゃんキッカケなので、本当に感謝していますぜ!

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