詰め込んだ午前中
この日はお昼発の長距離バスでザグレブから国境を越え、オーストリアのウィーンに向かいます。
前日に全く観光をしなかったので、この日の午前中、出発までの時間を使って出歩いてみることに。
トラムに乗って到着したのは有名な市場。
この日の朝観た動画で紹介されていた場所です。
雨だったし、時間も10時過ぎということで既に多くのお店は閉じていましたが、雰囲気を味わうには十分。
そして、その動画で紹介されていたシーフードのお店も発見することができたので、シーフードフリットをテイクアウトで購入しました。
1時間以内に観光を終え、Uberで急いで宿に戻ると30分で食事と荷造りを済ませて11時半にチェックアウト。
そこから急いでバスターミナルまで移動してなんとか、予約していた12時のバスの乗車に間に合いました。
バスで国境を二度越える
ザグレブからウィーンに向かう途中、スロベニアを通過します。
したがって、クロアチア→スロベニア、スロベニア→オーストリア と二回の国境越えがあります。
クロアチアとスロベニアは、シェンゲン区域外からシェンゲン区域内への国境越えになるので、全員バスを降りて一人一人出国と入国審査が行われました。
外で並ぶので寒かったです。
一方、スロベニアとオーストリアはいずれもシェンゲン協定加盟国なので、ここでの国境越えは、バスの中に担当官が入ってきて、乗客が全員身分証を持っているかチェックするだけでした。
いずれも貴重な体験。
ウィーン
5時間のバス移動でしたが、充電口もWiFiもあるバスだったので、今朝買ったシーフードフリットなどを食べながらの快適な乗車でした。
ウィーンに到着したのは6時頃でしたが、寒くて暗かったです。
地下鉄に乗ってこの日の宿まで移動ですが、チケットは駅の券売機で買います。
1回券や1日券がありましたが、この日はもう移動しないので1回券を購入。一人€2.4なので、安くはない印象。
帰宅ラッシュの時間ゆえ、混雑しましたが、本数もかなり多く、駅構内も車内も新しくはないけど綺麗かつ安全な感じです。
この街では地下鉄がメインの移動手段になりそう。
インイン宅
ウィーンでは、奥さんの友人”インイン”の自宅にお泊りさせてもらいます。
学生時代半年間上海に交換留学していた奥さん。その時、同じく交換留学でオーストリアから来ていた同い年のインインと仲良くなりました。
留学後はオーストリアに戻り、大学卒業後、結婚して一児の母になっていたインイン。
今回ウィーンに行くことを伝えると、「空き部屋があるから泊りにおいで」と言ってくれたのです。
家は閑静な住宅街の中で一際存在感を放つ大きな4階建ての一軒家でした。
ご主人の一家にお手伝いさんも含めた10名近くがその家で生活しています。
部屋もたくさんあって、一部屋を僕たちに使わせてくれることに。
火鍋
インインは僕らが到着すると、早速火鍋を振舞ってくれました。
インインもご主人もオーストリアに暮らす華僑なので、家の中や食事は中国式。
台湾暮らしが長い僕らにとっては、慣れ親しんだ心落ち着く環境です。
中国語で会話をしながら家の中で火鍋を食べていると、ここがオーストリアだということを忘れてしまいます。
数ヶ月ぶりに食べる火鍋はめちゃくちゃ美味しくて感激。
家族もみんな優しくて寛大で、ウィーン初夜はとても幸せな時間を過ごせました。
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