【世界一周】Day140🇧🇴ラパス~ウユニ「そしてウユニ塩湖へ」

稀少なUber

この日は朝845分の飛行機でラパスからウユニに移動するため、朝4時半に起きてパッキングをし、6時に家を出る必要があります。

しかし、すり鉢状で走りにくい故か、Uberの台数が限定的で、早朝ともなると尚更です。

タクシーも他の選択肢も、あまり積極的に採用したいと思えるものはなかったので、なんとかUberがつかまることを願っていました。

すると、ちょうど一台だけ、この時間帯に付近で待機している車両が見つかり、運良く乗車できました。

Uberの車両は快適で、空港までのルートもグネグネの坂道ではなく、快適なバイパスをチョイスしてくれたおかげで、不安なく乗車を完了。

Uber様々で、時間にも心にも余裕をもってラパスの空港に到着し、快適な1日のスタートです。

ラパスのラウンジにて

ラパスの空港は、決して大きくはないけれど、早めにチェックインをさせてくれたし、

小さいけどラウンジはあるしで、なかなか快適でした。

軽食

はちみつビール(微妙)

このラウンジで簡単は朝食をとってくつろいでいると、

近くに座っていた日本人の青年が

「ウユニに行かれるんですか?」と声をかけてくれました。

彼の名はシュンスケ君。30歳を前に転職が決まったことを契機に、一人で三週間の南米旅行に飛び出したのとこと。

僕らと同じように、マチュピチュを経て、この日からウユニ入りする旅程です。

気さくで人見知りしない人柄のシュンスケ君とは、すっと打ち解けることができました。

ウユニの空港に着いてからの行き先が同じだったので、しばらく行動を共にすることにしました。

ウキウキで乗り込むシュンスケ君

ウユニ到着

ラパスからは1時間のフライトでウユニに到着です。

飛行機から見た景色

ウユニの空港では、初めて、ベルトコンベアを使わない、手動のバゲージクレームを目にしました。

空港の目の前はなにもなく、この旅で訪れたいちばん小さな空港です。

タクシーは数台止まっていて、一律、一人10ボリビアーノでした。僕らはシュンスケ君を含めて3人だったので、計30ボリビアーノ。

空港からは10分ちょっとでウユニの町に到着しました。

道中、この道のりを歩いているツワモノも発見しました。

砂漠の中の寂れた町という感じで、特に楽しくなさそう というのが率直な印象でした。

ホダカツアー

ウユニの町には、たくさんのツアー会社があります。

どの会社も、ウユニ塩湖ツアーが商品です。

それぞれの会社ごとに、得意としている分野が異なるようですが、日本人に一番人気なのがこちらのホダカツアーと聞いていました。

僕らが写真などで良く目にする、これぞウユニ塩湖という感じの「鏡ばり」を得意分野としているらしく、名前も日系ぽいので、お客さんもその殆どが日本人です。

この日も僕らが到着すると、たくさんの日本人がホダカツアーの前に群がってしました。

とりあえず、中に入ると、女性スタッフの方が

Today, you can see good カガミバリ(鏡張り)!

と教えてくれました。

「カガミバリ」

非常に丁寧な接客で、天気予報を見せてもらいながら、早速この日の夕方からのツアーと翌日終日のツアーを手配しました。

宿にチェックインをし、昼食をとって一休みしてから夕方のツアーに参加することになります。

一方のシュンスケ君は、あれよあれよという間に、5分後に出発するデイツアーに早速参加することになりました。

「あれよあれよ」

心の準備ができないまま、不安そうな面持ちでツアーの車に乗り込むシュンスケ君の姿が印象的でした。

「とりあえず行ってきます💦」

エリックと昼食

マチュピチュで仲良くなって一緒にワイナピチュ登山をした南アフリカ人のエリック。

エリックと(マチュピチュにて)

彼もこの日からちょうどウユニ入りしていたので、お昼に待ち合わせて一緒にランチを食べました。

人生や旅の先輩である彼のお話はぼくらにとってとても勉強になり、この日は彼が先日訪れたコロンビアのお話や、フリーのカメラマンとして生きていくことの楽しみや苦労など、いろいろな話しを教えてもらいました。

特に、南アフリカでは昨今黒人優遇が著しく、エリックのような白人はなかなか仕事が回ってこないというお話は印象的でした。

できればエリックと一緒にウユニツアーに参加できればよかったのですが、彼は翌日から23日のツアーでウユニからチリまでいくツアーに参加するらしく、この日でお別れとなります。

「また会おう!」

念願のウユニ塩湖

午後4時、ついにはじめてのウユニ塩湖行きツアーに参加です。

今回の世界旅行の、いちばんの目玉がここウユニ塩湖でした。

2月のこの時期に雨季となり、いちばん綺麗な鏡ばりを見れるということを知り、

そこから逆算して9月からの世界周遊のコースを決定したのです。

先日、とてもベストとは言えない時期にマチュピチュに行くことになったのも、

全てはこのウユニ塩湖にベストシーズンで訪れるためです。

そのくらい意気込んでいたし、ウユニのホテルは、9ヶ月前の5月から予約をしていたほどです。

想像以上

この日のサンセットツアーの参加者は7人。僕ら以外はたまたま全員大学生で、それぞれ卒業旅行で訪れたらしいです。

ちなみに、この中の一人は、空港からのタクシーから見た、町まで歩いていたツワモノその本人でした。

ウェーイ系の若者たちではなく、とても落ち着いた大人びた学生さんたちで、むしろテンション上げまくってる僕ら夫婦の方が「学生ノリ」に近かったかもしれません。

「よろしくお願いしまーす」

4時に始まったツアーは、塩湖までの移動や長靴のピックアップなどを経て、

長靴を試着する奥さん

午後5時半頃に鏡ばりの見える場所に到着しました。

目の前に広がったウユニ塩湖の鏡ばりの絶景には、皆で歓声(絶叫)を上げました。

うおーーーー!!

カガミバリ!!

正直、「写真で見るほどではないだろう」とたかをくくっていたのですが、良い意味で期待を裏切られました。

ウユニ塩湖はホンモノです。

先日見たマチュピチュがここまでの「この旅一番」でしたが、これを上回ってきました。

全員感動しすぎて「ヤバイ。マジやばい」以外言えなくなっていました。

「ヤバイ。」

「マジやばい。」

ぼくの稚拙な語彙ではこの感動は伝えきれないので、つべこべ言わずに写真を紹介します。

鏡張りの虹

フラミンゴ        

皆で鏡張り

ツーショット写真も、他の参加者がたくさん撮ってくれました。

日が沈む時間帯には、更にロマンチックな写真が撮れました。

実際に目にしていた光景は、この10倍くらいすごいです。

9時まで粘って星空を見るツアーでしたが、曇ってそれは見えなかったのが唯一残念でした。

夕方以降はかなり冷え込んで来て、トイレもないし結構しんどいツアーですが、この絶景を見れたらそうした我慢は報われます。

“ここに来れてよかった”という思いを飛び越えて、“これまで生きててよかった” と思えた最高の夜でした。

「生きててよかった」

ウユニ編は、まだまだ続きます。

この日の夕飯

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4 件のコメント

  • 見に来ましたよ!
    読んでたら思い出してきてテンション上がってきました笑
    お役立ち情報も満載ですね👍

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