さよならウユニ
約一週間滞在し、バレンタインデーと結婚記念日を過ごしたウユニともこの日でお別れです。
ウユニ塩湖は、想像よりも遥かに素晴らしい場所だったし、ここで出会った日本人の皆さんとの触れ合いも、実に有意義でした。
離れ難い気持ちもありますが、おかげさまで十分な満足感をもって去ることができます。
朝食後、急いでパッキングを済ませ、ホテルの専用シャトル(168ボリビアーノ)で空港へ向かいます。
大自然の中をシャトルで走行中、運転手さんがふと「ほら、あそこにリャマがいるよ。」と教えてくれました。
前日に見たくても見れなかっただけに、少しだけ車を降りて写真を撮らせてもらうことに。
近づいてみると、そこには引く程大量のリャマがいました。
と、思わず笑ってしまいましたが、これでリャマ欲も完全に満たされて、大満足でウユニをすることができました。
さよならメガネ
ここ数日、日焼けの痛みで余裕がなさ過ぎて、メガネを紛失してしまいました。
まぁどうせホテルの部屋の中のどこかにあるだろうし、3年使って色々ガタが来ていて、買い替えを検討していた時期だっただけに、あまり気にしていませんでした。
が、結局チェックアウト前に一生懸命さがしても見つけることができず、あえなくメガネとはウユニでお別れすることに。
この時は、「まぁ、新しいのを次の国で買おう。」くらいに軽く考えていましたが、後々メガネ購入にあれほど苦戦することになるとは、思ってもみませんでした。
マックスと再会
ウユニから飛行機で再びラパスに向かいます。
この帰りの飛行機も、偶然シュンスケ君と一緒でした。
結果的に、ラパス⇄ウユニの往復、ウユニ滞在中のツアー すべて一緒になったシュンスケ君。まるで3人で旅をしているかのようです。
ラパス到着したのは10時半。
シュンスケ君のホテルは15時チェックインなので、いったん一緒に僕らの宿に向かいました。
僕らの宿というのは、ウユニに行く前に滞在していた、愛猫マックスがいるあの素敵な宿です。
帰ると、優しいホストのダニエルと、マックスが温かく迎えてくれました。
一週間ぶりのマックスに癒されながら、快適な宿でゆっくり午後までくつろぎました。
晴天のラパス
先週来たときには雨が降っていたし寒かったラパスですが、この日は晴れ。
観光日和ということで、午後は外出。
シュンスケ君がチェックインを済ませたのちは、3人でぶらぶら町歩き。
前回観光したのが、雨の月曜日だったため、日曜限定イベントや、雨天運休のロープウェイや、月曜定休のお店は諦めるを得ず、いくつか悔しい思いをしていました。
この日は満を持して、それらにリベンジです。
泥棒市
まず、ロープウェイに乗って、エルアルトという高地に向かいます。
ここでは、毎週木・日曜限定で泥棒市が開催されています。
名前の由来は、
泥棒が盗んだものが販売されているから
らしいです。
かなり広い市場で、ほんとうに色んなものが売っていました。
大半は「これ何に使うの?」というものばかり。
実際にこの市場内に泥棒もいると聞いていたので、雰囲気だけを楽しみ、足早に去りました。
ただ、シュンスケ君は寒かったらしく、ここで上着を買ったり、屋台でアンティクーチョを食べたり、意外と泥棒市を満喫していました。
オバプロ
この泥棒市を抜けると、日曜限定で開催されているオバプロの会場があります。
正式名称は、チョリータスレスリングとちうらしく、ボリビアの伝統的な三つ編み姿(チョリータ) のおばさん達が、戦うプロレスです。
地元民や観光客に人気ということで、楽しみにしていました。
5時の開演に合わせて到着。
入口で一人50ボリビアーノ(800円) を払うと、チケットがもらえます。
チケットには、
- お土産&スナック券:1枚
- トイレ利用券:2枚
が付属しています。これを使って、会場内の飲食やトイレ使用が可能になります。
スナックは、ポップコーンとコーラがもらえました。
お土産は絵葉書やキーホルダーなどから一つ選べます。
早めに入れたので、リングサイドの座席を確保し、ポップコーンを食べながら観戦しました。
チョリータ同士の闘いや、
悪役の男たちとの闘いなど、いくつかありました。
超茶番でしたが、わかりやすい演出と、観客を巻き込んだりするゴチャゴチャ感が、楽しかったです。
その時の様子はインスタのストーリにまとめています。
観客席から悪役に対して物が投げ込まれたり、
ぼくらも悪役に追いかけ回されたり、カオスな展開でした。
僕が終始ビビっちゃって肝心なところを撮れていないのが悔やまれますが、
一応撮影はしていました。
2時間思い切り楽しめてこの値段ならコスパはいいと思います。
まさに異文化体験、はるばる来てよかったです。
けんちゃん
オバプロ後は、歩いて最寄りのロープウェイの駅まで向かいますが、夜のエルアルトは治安が良くないと言われているので、早歩きで進みました。
無事にロープウェイの駅に着いて一安心。
夜景を眺めながら乗るロープウェイは最高でした。
標高の低い市街地に戻ったのちは、けんちゃんという日本食のお店へ。
ラパスを訪れる日本人に大人気のお店らしいです。
ウユニで出会った旅行者からもオススメされていたし、楽しみにしていました。
店内には日本のコミックが置いてあり、メニューも完全に日本の食堂そのもの。
ビール(2本)と餃子をみんなでシェアし、
シュンスケ君は鳥の照り焼き定食、
奥さんはチャーハンと味噌ラーメン、
ぼくはカツ丼を注文。
どれも最高に美味しいし、酒の酔いや、ウユニとラパス観光の満足感も合間って最高に気持ちのいい食卓でした。
シュンスケ君とはここでお別れ。
一週間行動を共にし、心強かったし、おかげでとても楽しめました。
この世界旅行で初めてできた日本人のお友達だけに、別れ際は寂しかったです。
シュンスケ君は泥棒市で買ったばかりの上着を僕にプレゼントしてくれました。
また彼とはどこかで会えると嬉しいです。
アロエ治療
この日も歩き回って、日焼けした肌に負担をかけてしまったので、宿に帰ってから、奥さんがアロエを使って僕にパックをしてくれました。
日焼けにはアロエが効くときいて、市場でガチのアロエを購入し、僕の患部にペタペタ貼ってくれたのです。
冷たいのと、ヌルッとする感覚が、とても気持ち良くて、すぐに寝落ちしました。
人生で初めて、植物を顔面に貼ったまま寝た、記念すべき夜となりました。
こちらこそ最高の一週間でした!
まさかこんなに仲良くなって毎日一緒に過ごすことになるとは思いませんでした笑
空港のラウンジで話しかけてほんとに良かったです。この日以降、一人で旅するのがまじでツラかったです笑
お二人の刺激ある旅を毎日の楽しみにしてます、また必ずお会いしましょう!!!
ほんとあのタイミングで話かけてくれて有難う!
もらったダウン、超活躍してるよ。
辛いときはあのダウンを手に取ってシュンスケ君を思い出すことにしてる。
帰ったらマジで岐阜に会いに行くよ。