フィリップ君
インインには2歳になる子供のフィリップ君がいます。
このフィリップ君、顔立ちも整っているし、とてもお利口。可愛すぎて僕も奥さんも夢中になりました。
ただ、恥ずかしがり屋で、なかなか僕らに心を開いてくれませんでした。
奥さんに対しては2日目の朝に笑顔を見せ、お話をしてくれるようになったのですが、僕は遅れを取っていました。
インインに相談すると、
「もっとたくさん質問してあげたらいいよ」とアドバイスをもらったので、この日の朝、フィリップ君と一緒にテレビを見ながら、
「この動物は何?」「これ何色?」と、質問ぜめにしてみました。
すると、
次第に僕の質問に反応を見せるようになったフィリップ君。
その後は自ら率先していろんなものを紹介してくれたり、インインを指して「これがママ!」と得意げに教えてくれたりしました。
フィリップ君が心を開いてくれた、記念すべき朝となりました。
観光日和
前日から打って変わりこの日は晴天。まさに観光日和。
主要な観光スポットは前日に巡っていたので、この日は気ままにフラフラと歩き回ることに。
最初はドナウ川沿いにある、駅直結の大きなショッピングモールへ。
ここが、素晴らし過ぎました。
映画館や飲食店やスーパー、アパレルショップ、雑貨屋などかなり多くのテナントが入っていて、品揃え超抜群。
しかも、いたるところに設置してあるベンチには、コンセントやUSBの差込口が完備してあり、充電しながらWiFiも楽しめます。
まさに最新鋭のショッピングモールという感じで、二人で終始感心していました。
ここで僕は、上下セットのヒートテックのような素材のアンダーウェアを購入。
パジャマにもなるし、これの上に服を着て冬場の寒さを乗り越えます。
20ユーロ。いい買い物ができました。
ドナウタワー
ウィーンで1番高い塔の、ドナウタワーが近くにあったので向かいました。
駅からそこに向かう途中、ドナウパークという大きな公園を通るのですが、
ここは緑豊かな牧場のような公園で、
自分の家の犬を連れてきてあげたいなーと思いました。
ドナウタワーは入場料が高かったので、上まで登ることはしませんでしたが、
下の売店で絵はがきを買いました。
ステキな絵はがきだったので、ちょっと奮発しちゃいました。
ポンチ
前日にインインから紹介してもらった、冬の定番「ポンチ」。
ドナウタワー近くの地下鉄駅前に、おじいさんとおばあさんが二人で営業してるポンチの屋台がありました。
この二人がとても可愛らしくて、ちょうど寒かったので、ここでポンチを一杯。
二人の温かい接客とポンチで身も心もとっても温まりました。
再び1区へ
「ウィーンに来たらスペアリブを食べるべし」と、インインのご主人から指南を受けていたので、
インイン夫妻おすすめの、1区にあるこちらのお店で、夕飯にスペアリブをいただきました。
特別感はなかったですが、とても美味しくいただきました。
食後は、1区を観光。
世界一美しい図書館と言われる国立図書館も、オペラ座も、旧ハプスブルク邸の美術館も、中に入るにはお金がかかるのですべて外観だけ楽しみました。
とても綺麗で映画中の世界に生きている感覚になります。
また、そこから少し離れた市庁舎前では、まもなくクリスマスマーケットが開かれると伺っていたので、トラムに乗って向かってみると、
どうやら翌日から開始らしく、最終の準備が進められていました。これはかなり期待できそう、ということで翌日再訪決定。
吃不下
観光を終えてインイン宅に戻ったのは9時過ぎでしたが、仕事終わりのインインが、
「私お腹空いたし、近くに美味しいオーストリア料理のお店があるから行こう」
と提案してくれました。
「夕飯食べてお腹いっぱいだから、デザートと飲み物くらいなら付き合える」と言って同行させてもらったのですが、
結局、前日同様にあれもこれもと注文して僕らに勧めてくるインイン。
しかも、ここのお店、量が尋常じゃないのです。
顔の大きさぐらいのハンバーガーを、
「ほら、遠慮しないで食べて!」と迫ってくるインイン。
遠慮してるのではなくて本当にもうお腹に入らないんです。。
中国語で、「もう食べれません」を表す「吃不下」という表現があります。
前日とこの日を合わせて少なくとも100回は吃不下を口にしたのですが、
僕らの吃不下はインインの耳には届いてないものと察しました。
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