【世界一周】Day149🇧🇷サンパウロ3日目「のんびり幸せな1日」

政治の勉強

「せっかくブラジルに二週間も滞在するのに、この国のことをなにも勉強しないまま来てしまったな」という気がしてきたので、

この日は宿でブラジルのドキュメンタリーフィルムを観ました。

20世期後半から続く政治の混乱を、労働党党首の側近目線で描いた作品は、これが現実に起きていたこととは思えないほど、劇的で、ドロドロしていました。

数日生活してみて、ブラジル人は皆すごく明るくフレンドリーで、こんなに素敵な国民性なのになぜそこまで治安が悪化するのか不思議に感じていました。

しかし、この映画を見て、こうした政治の腐敗が格差を作り出し、貧困層が生きていくために犯罪に手を染めているという構図がなんとなく理解できました。

政治には疎い二人ですが、大変勉強になったし、これから先訪れる国については、歴史だけでなく政治についても勉強しておこうという意欲が湧きました。

ゆーたろさん宅へ

結局夜まで宿で休んでましたが、

夜はゆーたろさん一家とお食事に出かけました。

仕事終わりのゆーたろさんが車でお迎えに来てくれたので、乗車して一旦ご自宅に向かいます。

翌朝から一週間リオデジャネイロに行き、またサンパウロに戻ってくるので、

その間、大きなバッグパックを預かってもらうことに。本当に助かります。

仕事終わりのゆーたろさん

ご自宅は、マンションのフロア貸切で、とても広かったです。さすが!!

「いらっしゃいませ〜」

荷物を置かせてもらい、ご家族とも合流して、皆んなで歩いてご近所の居酒屋に向かいます。

より道

“より道”は、サンパウロで大人気の居酒屋さんで、予約必須とのこと。

店内に入ると美味しそうな日本食の匂いが漂っていて、掘りごたつに座った瞬間、もうそれだけで満たされました。

料理は、どれも本当に美味しくて、大満足。

冷えたビールに

絶品の日本食

まさか地球の裏側でこんなにハイレベルな日本食を食べられるとは思っていなかったので、感激しました。

女性陣のお気に入りは「ガラナ」

二人のお子さんとの距離もグッと縮まり、とても幸せな時間でした。

お姉ちゃんのミウちゃんは、6歳とは思えないほど賢くて、大人がタジタジする場面も。

変顔が得意

奥さんのカメラに夢中

パパとママをバッチリ撮影

弟のレオ君は、なんでも興味津々。

まずはメガネ

次はGoPro

最後は僕の膝小僧

ゆーたろさんは翌日も朝早くから仕事にもかかわらず、お酒に付き合ってくれてありがたいです。

二人で会話をしているときは、「あー、この感じ12年経っても変わらないなぁ」と懐かしく思う一方で、

ご家族と接している姿を見ていると、父親として一家を支えるゆーたろさんの全く新しい顔も見ることができて、

12年間の時間の重みを感じることもできました。

幸せな時間でした！

ジョーカー

帰宅後は寝る前にジョーカーという映画を見ました。

奥さんが先日飛行機の中で観てどっぷりハマったらしく、熱烈にお勧めしていたので一緒に観てみました。

「バットマンがバットマンになるまでの映画だよ！」と奥さんからは聞いていたのですが

正確には、「バットマンに登場する悪役“ジョーカー”が、闇落ちする経緯を描いた映画」でした。

「ここからどうやって正義のバットマンになるのかなぁ」と期待して見ていたら、とんでもない悪党になって終わってしまいました。

奥さんによる盛大なミスリードもありましたが、

映画自体はとても素晴らしく、バットマンシリーズを観たことがない僕でもかなり楽しめました。