幻想図書館
この日でリオにはお別れです。
空港まで向かう途中、空港近くにある幻想図書館に立ち寄ってみました。
犯罪が多いことで有名なセントロ地区にあり、付近の治安は油断ならない感じで、すこしビクビクしましたが、
図書館の中に一歩足を踏み入れると、そこには穏やかで美しい空間が広がっていました。
ここは、ポルトガルからの移民が、母国の書籍をブラジルに提供する目的で19世紀に作った図書館らしいです。
ヨーロッパのゴシック風の教会のようで美しい建築内部に、三階までの壁面を覆うように並べられたポルトガル語の古書は本当に幻想的・神秘的で美しかったです。
そして信じられないことに、これだけ素敵な施設を一般人に無料開放しているのです。
スイスのザンクト・ガレンで訪れた世界遺産の図書館も圧巻でしたが、
ぼくたち的には、隠れ家的なこちらの幻想図書館の方が気に入りいました。
格安移動
リオからサンパウロまでは飛行機で1時間です。
警戒心マックスで臨んだリオデジャネイロですが、何事もなく、安全に楽しく一週間の滞在を終えることができ、それだけで達成感がありました。
サンパウロから来たときの往路便は、カーニバル初日ということもあり航空券代(ラタム航空) は高めで、一人12,000円でした。
一方、この日の復路便(GOL航空)は、カーニバル終了してチケットが安くなる日を待ってからの移動ということもあり、一人3,500円という、超格安で購入できました。
搭乗前にはアメックスカードで入れる素敵なラウンジでポンデケイジョなどの軽食とビールをいただき、
フライトの座席も比較的広々としていたので、1時間ぐっすり眠れました。
そして、サンパウロ到着後もラウンジを使えたので、ここでもポンデケイジョを食べました。
航空券代一人たったの3,500円で、飲んで食って寝て、コスパ最高の移動が実現しました。
素敵な家族と再会
サンパウロ到着後、ウーバーで向かったのは、先日お世話になったゆーたろさんのご自宅。
この日はトランジットの関係で、サンパウロに一泊するのですが、超絶ありがたいことにゆーたろさんがご自宅に泊めてくれることになったのです。
4時過ぎに到着すると、フミさん(奥様)と可愛い二人のお子さん(ミウちゃんとレオ 君)がお出迎えしてくれました。
一週間前に2度一緒に食事をして仲良くなっていたし、この日再会できるのを心底楽しみにしていました。
ありがたいことに子供たちも僕らに懐いてくれていたので、
到着するなり、いろいろなおもちゃを出してくれて、遊びました。
この子たちの可愛さは圧倒的で、一緒に話しているとトロけてしまいそうになります。
夜にゆーたろさんも仕事から帰宅すると、フミさんが夕飯に手巻き寿司を振る舞ってくれました。
たくさんの具材を添えた手巻き寿司、めちゃくちゃ美味しい唐揚げやポテサラ、あさりの味噌汁などなど
ご馳走をみんなでワイワイ囲んだ時間は、本当に幸せでした。
家庭っていいなーとしみじみ感じた最高の夜。
子供たちと動き回っていい汗をかいたあとは、僕はレオ君と、奥さんはミウちゃんとお風呂に入りました。
それからゆーたろさんと冷えたビールを飲んで、やり切った感満載で深い眠りにつきました。
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