鉄道の旅
この日は、チューリッヒから日帰りで行ける観光地ということで有名なザンクト・ガレンという街に行くことに。
朝10時過ぎに出発し、スイス鉄道に乗車。
快適な車内でコーヒーやおやつを楽しみながら2時間のんびり楽しみました。
ザンクト・ガレンの街
ザンクト・ガレンに到着後、街中をお散歩。
日曜日はどのお店も休業日のようで、街が静まり返っていました。
そんな中、目に入ってくるのは、豪華に装飾された出窓の数々。
調べた所、繊維業で栄えた17〜18世紀頃、商人たちが自分の豊かさをアピールする為に
自分の家の出窓に、種々折々の装飾や技巧を凝らす努力をしていたらしいです。
こうした出窓は、「ベイ・バルコニー」と呼ばれています。
世界遺産の図書館
ザンクト・ガレンの目玉は、世界遺産に登録されているザンクト・ガレン修道院と附属図書館です。
現存するスイス最古の図書館で、
18世紀の状態をそのままに維持しているらしいのです。
出典:TripAdvisor
図書館と、関連する展示エリア全て入場できるチケットを一人18ユーロで購入。
安くはないですが、この図書館を維持するために過去も今も、多くの人が努力してきたことを事前に調べていたので、それを思うと真っ当な対価だと感じられました。
図書館内は、撮影禁止で手荷物の持ち込みも禁止されています。
床を傷つけないように専用のスリッパが貸与され、皆それを履いて滑るように移動している姿はやや滑稽でした。
スイスの物価
スイスは物価が高いことで有名ですが、実際にここで数日生活してみて、それを実感しています。
コンビニでÉvianの水が3フラン(約300円)で売っていたり、ポテチやカップヌードルも200円以上します。
当然ですが外食はこれをはるかに上回るので、なんだか損をしている気分になります。
マクドナルドのSサイズのポテトも3フラン以上でしたから。
というわけで、この日の夕飯は、パンにチーズとハムを挟んだものと、クノールのスープにしました。
パンやチーズは、前日の寝台列車の朝食を食べずに残しておいたものです。
ハムとクノールのスープは一階のスーパーで半額以下になっていたもの。
夕飯にしてはかなりさみしいですが、こうして工夫節約して食べる食事は、幸福度も高く幸せを感じます。
私も学生の頃バックパッカーをしてスイスやオーストリアを訪れた際に安いパンを買って1人公園でお腹を満たしたことを思い出しました。
今では良い?思い出になっていますが。笑
共感ありがとうございます!
でも冷静に考えて「ひもじい思いをした学生バックパッカー旅」を思い出させる新婚旅行って結構ヤバいですよね笑