おばあさんの転倒
インターラーケンの最終日、昨晩の残りの食材で簡単な朝食を食べたのちチェックアウト。
電車の出発まで少し時間があったので、駅前のショッピングセンターでお茶をしようということで入りました。
すると、僕が入店した直後、背後でガタガタッと音がしました。
振り返ると、そこには倒れ込んで顔をしかめるおばあさんの姿が。
咄嗟に奥さんと二人で駆け寄り、「大丈夫ですか?」と声をかけるも、痛いのと驚いたのとで反応ができないおばあさん。
少しすると、起き上がれるくらいになったので手を取って抱き起こしました。
もしかしたら僕の荷物につまづいて転んでしまったのかと思い、強く責任を感じていました。
おばあさんの話によると、僕が入店した後に、自動ドアが開いている隙に自分も通過しようと思ったところ、自動ドアが急に閉まってしまったので慌てて止まって、転んでしまったとのことです。
大きな怪我にならなくて本当に良かったけど、これからは自動ドア付近に老人や小さい子がいたら先に通してあげるよう気をつけようと思いました。
ローザンヌの大学院へ
インターラーケンを出発し、ベルンで乗り換えを経て、約2時間で目的地ローザンヌに到着です。
到着後、駅地下にあるコインロッカーに大きな荷物を預けます。

この中の

ここで札を小銭に両替して

地下のロッカーに預けます (9フラン/24h)
そこから向かった先は大学院。
次のキャリアのためスポーツビジネスを学びたく、そこで目をつけたのが、ここローザンヌにあるaistsという大学院でした。

駅から大学までの道のり
aists はオリンピック委員会(IOC)が中心となって設立した大学院です。
IOC本部と同じ、ローザンヌに校舎を構えるので、本部の方が講師となったり、実践的なスポーツマネジメントを学ぶ大学院として高い評価を受けている学校です。
僕は、この大学院の今年9月スタートのプログラム(15ヶ月)に向けた準備を、昨年末から進めていました。
しかし、願書提出直前になり、
“他の選択肢も含め、実際に自分の目で見てから決めよう”という気になり、出願を見送り、旅に出たという経緯があります。
この日実際に校舎を見て回ったわけですが、

aistsなう

内部も見学
出願を見送るという判断は間違ってはいなかった と思いました。
実際に大学の人に話をきいたわけでもないし、カリキュラムを詳細に見たわけでもないです。
ただ、僕が重視する”ここで勉強したい”と思わせるアカデミックな空気を、こちらのキャンパスからは感じることができなかったからです。

「うーん」
今後もこの旅の中でいくつかの大学院を見に行くので、時間をかけて決定しようと思います。
ローザンヌを散策
大学院を後にし、レマン湖沿いを散歩しました。
湖で戯れる白鳥や、お散歩中の犬 に癒されました。

しばらく進むと、オリンピック委員会(IOC)の本部に到着。

今年6月にできたばかりの新本部は、外観もとてもかっこよかったです。
受付に行き、ダメ元で「内部を見学させてほしい」とお願いしたのですが、残念ながら一般開放はしておらず、内部に知り合いがいないと入館できませんと、丁寧に断られました。
そして、一般開放されているオリンピック博物館の方を案内されたので、それに従ってバスで博物館に向かいました。

階段一段ごとに大会責任者の名前が
博物館は一部分を除いて有料(2,000円程)なので、閉館まで1時間ということもあり、無料で観れることろだけ見て撤収。

アンドュー??
時期的に東京五輪を前面に押し出した展示となっていました。

その後は駅前で中華料理(美味しかった!)を食べ、夜8時の電車に乗ってローザンヌを後にしました。

途中で古巣Deloitteも発見
スポーツビジネスに関わりたいと思っている人間の割には、オリンピックの首都ローザンヌの滞在をずいぶんアッサリ終えてしまいましたが、
その辺が自分らしさかなと思ってます。

俺らしさ
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