チケット受け取り
この日、午前中は宿でのんびり過ごしました。

コーヒーを挿れて

2階のリビングで優雅にいただきました
午後から出かけました。
治安を警戒して、カメラもGoProも持ち歩かなかったので、残念ながら写真はほとんどありません。
Uberで向かったのは、シェラトンホテル。

UBERもカーニバル仕様
予約済の24日のカーニバルのチケットを、事前にこちらのホテルにある専用デスクで受けとる必要があるためです。
ご存知五つ星ホテルのシェラトンですが、リオには進出が遅かったせいか、コパカバーナから離れた、レブロンビーチの端っこにあります。
そして、このすぐ先の斜面には、ビジガルというファベーラ(スラム)が広がっています。
ブラジルの治安が悪いと言われているのは、このファベーラがあちこちにあって、この中は無法地帯で凶悪犯罪などが行われているためです。
リオはあちこちにファベーラがあるので、うかつに立ち入らないよう、注意が必要とされています。
ぼくは自分の中での警戒心を高めるべく、この日から携帯の待ち受けを、ファベーラマップに変更したほどです。
うかつに危険エリアに立ち入らないよう、待ち受け画面を変更。 pic.twitter.com/9Jz5kdZX00
— Yusuke Aizawa (@aizy_tw) February 24, 2020
真裏にファベーラのあるシェラトンに入っていくのは、なかなか緊張感がありましたが、
ホテルの中は、さすがシェラトンという感じで、匂いもいいし、洗練されていました。
カーニバルの最中ということもあり、過激な衣装に身を包んだ人たちがフロントをウロウロしていました。
かなり酔っ払っている人もいたため、巻き込まれないよう、一階にあるGray line tour というツアー会社の専用デスクで無事にチケット受け取りを済ませ、そそくさと退散しました。

ツアー会社のデスク
熱狂の街
お腹がだいぶ空いたので、Gray lone tourの窓口の女性に教えてもらった、おいしいシュラスコが食べられるお店に向かいました。
お店はコパカバーナにあるので、Uberで向かいます。
たった数キロの距離ですが、カーニバルの影響で通行止めになっていたり、道端でもたくさんの人が歌って踊って盛り上がっていたため、30分ほどかかりました。
想像はしていたけど、やはり物凄い熱狂です。
大半の人が露出度高めの仮装をしているのですが、若者だけでなく、おじさまやおばさまも大胆な仮装をして踊り狂う姿が衝撃的でした。
シュハスコ
つい先日サンパウロで食べたばかりですが、あまりにも美味しかったので、リオのシュラスコにもトライ。

サンパウロでゆーたろさんに連れて行ってもらったお店よりはカジュアルな雰囲気でしたが
ビュッフェのメニューも、シュハスコのお肉も大満足の内容でした。
特に嬉しかったのは、お寿司があったこと。

ミニサイズのお寿司は絶品でした。
お肉は、色々食べたけど、ピッカーニャ(Picanha)という部分がベストでした。
シュハスコの定番で、ブラジルで最も人気らしいです。
日本ではイチボという、お尻の上に当たる部位らしいです。
食が細い二人ですが、この日は朝も昼もまともにとっていなかったので、ここではかなりの量を食べることができました。

うまそう!

これもいっとくか

お、これもいいね

これを待ってました。

二人でビュッフェとお肉食べ放題、アルコール3杯、デザート一品で、総額8,000円ほどだったので、コスパも良しです。


ブラジル定番”フェイジョアーダ”もありました。

見た目も味もやや苦手

デザートはこの中から選びます
これだけ食べると普通はもたれ気味になるのですが、良いお肉を使っているためか、すんなり消化され、翌朝には「また食べに行きたいな」と思えるほどです。
シュハスコは本当に最高です。
シティオブゴッド
夜は、シティオブゴッドという、60年代から80年代のリオのファベーラを舞台にした映画を見ました。
ストリートチルドレンたちの成長(暴徒化?)を描いた作品で、ファベーラ内での麻薬取引や強盗やギャング同士での殺し合いなど、かなり過激な内容になっています。
驚きは、これが実話に基づく作品であるという点です。
漫画のキャラのような狂気に満ちた登場人物達の、実際の写真がエンドロールで出てきたときは衝撃でした。
また、後日わかったことは、演じていた子役や俳優は、実際に現地のファベーラで暮らす人から募集した素人さんたちとのこと。
現在はここまでひどくはないと思いますが、ファベーラの内部の混沌ぶりがよくわかるすごい作品です。
日本に生まれてよかったなぁと、心からそう思いました。
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