ロデオドライブ
この日はLA最後の日(また一日だけ戻ってきますが)ということで、フライトまでの時間にこれまで訪れていない観光地をサクッと回ることに。
最初に訪れたのはロサンゼルスのセレブ街ビバリーヒルズにある、ロデオドライブ。
ここは、ブランド店ばかりが立ち並ぶ超ハイエンドな通り。
留学中に二、三回訪れたものの、そのたびに
「俺にはまだ早いな」
と感じさせられて居心地の悪い思いをしました。
今回8年の時を経て、少しは見方が変わる思いましたが、
「俺らにはまだ早いな」
と感じさせられて居心地が悪かったため、一通り歩いた後、足早に立ち去りました。
いつの日かここに来ても居心地の悪さを感じない男になれたらと思います。
チャイニーズシアター
その後向かったのはハリウッドにあるチャイニーズシアター。
HOLLYWOODサインが見えることや、映画俳優たちの手形を見ることができます。
ザ・観光地という感じで、混沌としているのでそこまで好きな場所ではないのですが、奥さんも同じ感想を抱いたようです。
ただ、ハリーポッターやスターウォーズの出演者たちの手形を見つけたときにはテンションが上がりました。
また、ここで軽めの昼食としてラーメン一杯を二人で食べたのですが、このラーメンが予想以上においしくて感動しました。
麺とスープが出来上がったら、「これをこのくらい」みたいな感じでトッピングを追加していくスタイルも新鮮。
おすすめです。
レンタカー返却
お昼過ぎにHertzのLAX店に到着し、無事にレンタカーを返却。
借りる時も簡単でしたが、返却はもっと楽で、車を所定の位置に停めて、中を空にして、キーを車内に置いて出るだけでオッケーです。
その後、目の前にあるシャトルに乗り込んで空港に到着するころ、点検が終わったらしく領収書がメールで送られてきました。
見積もりよりも少し安くなっていて嬉しかったです。
こうして、8年ぶりのロサンゼルスでの運転は最初はかなりビビりましたが、なんとか無事終えることができました。
車のある旅は、やはり段違いに快適だったので、これから先、またどこかで利用したいと思います。
Hertzは免許証の翻訳サービスもオンラインでできるし、超スピーディな貸出・返却が可能だし、豊富な車種からその場で自由に選べるので最高だと思いました。次もこれで決まりです。
ラスベガスへ
LAXのターミナル5からAmerican air waysの国内線に搭乗してラスベガスに向かいます。
プライオリティパスで入れるラウンジは無かったので、搭乗ゲート付近の混み合うベンチで待ちました。
僕らは一番安いチケットタイプでの搭乗だったため、機内への案内も一番最後です。
また、受託手荷物は有料(1つ30ドル)なので、荷物を全て機内持込にしていたこともあり、
「これ、上の物入れに置く場所あるかなぁ」と若干心配していました。
すると、タイミングよく
「座席が大変混み合うので、上の物置に余裕がなくなることが予想されます。荷物を受託手荷物扱いにしてもいい方は、ご協力をお願いします。無料でお預かりさせてもらいます。」
という案内がありました。
これは願ってもないチャンスなので、早速スタッフに伝えて一番大きな荷物を無料で受託手荷物扱いにしてもらいました。ラッキー。
ベンさん
ゲート前で待っているときに、隣に座ったのがイスラエル人のベンさんです。
僕たちの会話を聞いて、
日本語で話しかけてきたのです。
今から20数年前に3年ほど熊本に住んでいたことがあるため、日本語ができるようです。日本が大好きで、日本語が聞こえてきたので嬉しくて話しかけたと言ってくれました。
最初はだいぶ警戒していたものの、人となりは立派だし、話していると「この人は純粋に日本が好きなんだ」と確信できたため、僕らも途中からは気を許していろいろとお話しました。
このベンさん、ラスベガス在住で、ラスベガスとロサンゼルスで数個の会社を経営しているやり手の方だということが分かりました。
ラスベガスに到着後は、出口で合流し、BMWの立派な愛車で僕らを宿まで送り届けてくれました。
わざわざ少し遠回りをして、ラスベガス中心地の紹介や、おすすめのレストランなどを教えてくれました。
別れ際、何かお礼を、と思っていたのですが、逆に「本当にありがとうね。日本人と日本語を話すことができて楽しかった。」とお礼を言われてしまいました。
連絡先も交換したので、今度彼が日本に来るときにはなんらかの形でお返しができたらと思います。
人の見極め
正直、怪しい人とフレンドリーな人の区別は難しく、僕は基本的に話しかけてきた人全員を「怪しい人」とみなして警戒心マックスで応対しています。
一方、奥さんはこの嗅覚に長けていて、
この日ベンさんが接触してきたとき、警戒心を強める僕に対して、
「この人は大丈夫」というサインを送ってくれます。
日頃から人をよく観察している奥さんだからこその見極めだと、感心させられます。
コメントを残す