【世界一周】Day293🇭🇰🇹🇼香港〜台北「ただいま、台湾」

香港でトランジット

コロナ影響下の香港空港

オークランドから、10時間超のフライトを経て、香港に到着しました。

なゆち
搭乗レポは昨日のブログをご覧ください。

飛行機を降りる前に、

「空港ではマスクの着用が義務付けられています」

と放送がありました。

赤道を超えて、冬の南半球から、真夏の北半球に移動してきたので、飛行機を降りた瞬間に

「暑…」

わかってはいたものの、極端な温度変化にびっくりしました。

「アジアのハブ」と呼ばれる香港国際空港は、コロナ禍にあっても多くの国際線の乗り継ぎとして利用されているため、思ったより人がたくさんいました。

乗り換えだけなので、入国手続などは不要ですが、検疫と保安検査だけは実施されます。

2mごとに線が引かれていて、ソーシャルディスタンスを保つよう徹底されていました。

検疫を終えると、このシールが配られるので、パスポートや体に貼って出国エリアに向かいます。

ラウンジは営業中

乗り換え便の出発まで3時間ほど時間があったので、ラウンジを探します。

オークランド同様に、店舗はその大半が閉鎖していました。

ただし、幸いラウンジ(Plaza Premium)は開いており、

ちょうど朝8時のオープン直後だったようで、僕らが一番乗り。

防疫のためか、飲み物も食事も、バイキング形式はとっておらず、全て注文して席に持ってきてもらう というシステムになっていました。

スタッフの方の接客も非常に親切だったし、

香港らしい、麺やお粥など、充実の朝食をいただくことができて

大満足の時間を過ごしました。

第二の故郷へ

アジアに帰ってきた安堵感もあって、お酒も進み、いい感じのほろ酔い気分で、搭乗ゲートに向かいます。

僕らが搭乗するのは、キャセイパシフィック航空の台北行きの便。

乗客はほぼ全員台湾人ということもあり、防疫対策はバッチリの様子。

搭乗率は、5割くらいで、余裕がありました。

「もうすぐ台湾!」

1時間半の短いフライトということもあり、

軽食と飲み物(ノンアルコール)だけが振る舞われました。

昨年の9月まで、6年間を二人で過ごした台湾。

僕たちにとっての「第二の故郷」、近くにつれて心が踊ります。

台湾の水際対策

自宅検疫システムの登録

1年ぶりに帰ってきました、桃園国際空港。

「着いたー!」

飛行機を降りると、マスクの着用と、「在宅検疫システム」への登録が呼びかけられます。

7月12日現在、台湾国籍の有無を問わず、入国者は一律14日間の在宅検疫が必須となります。

在宅検疫(居家檢疫)は細かい違いはあれど、在宅隔離(居家隔離)と内容はほぼ同じです。

在宅隔離は感染者と接触がある方を対象に適用されるのに対し、

在宅検疫は全入国者に対して適用されます。

なゆち
在宅検疫の内容は、次回のブログで詳細に記述します。

僕らは事前に登録を済ませていたので、担当者に画面を見せてサッと通過できましたが、

ここで立ち往生している人が多数いました。

今後14日間は、ここで登録した内容に基づいて、国から行動がモニタリングされることになります。

入国

入国手続きは、自動化ゲートは一律閉ざされていて、窓口で個別に行われます。

僕たちは居住資格があるし、入境に必要な手続きもニュージーランドできちんと全て済ませてきたので、

ここでの手続も特段問題なく進めることができました。

飛行機を降りてから、荷物を受け取って外に出るまで10分程度。

水際対策をもっと厳しくやっていると思っていただけに、意外とあっさりしてびっくり。

タクシー乗車前の消毒

空港から自宅(またはホテル)までは、公共交通機関の利用は認められておらず、自家用車かタクシーで帰ることが義務付けられています。

遠方には専用のバスも運行しているようです

当初は「UBERで帰ろうか」と、二人で話していましたが、

見たところUBERは空港まで走っておらず、

国が公認している防疫専用タクシーのみ、乗車が認められている様子。

外に出ると、タクシーが数台並んでいて、そこに乗客が列を作っていました。

ここのオペレーションが凄すぎました。

まず、「在宅検疫システム」の画面を見せ、受付担当者が乗客リストに情報を転記します。

次に、手荷物を手渡すと、運転手さんは両手に消毒スプレーを手にして、

大量の消毒液を噴射して、荷物を完全に消毒します。

そして最後に、僕たち乗客も全身消毒がなされます。

こうしてビシャビシャになったらようやく乗車ができます。

「濡れたね…」

タクシーに乗車すると、自宅検疫システムに入力した住所にむけて出発。

「コロナ優等生」と世界で評される台湾の、防疫意識の高さに感心させられました。

街の様子

1年ぶりの台湾。

タクシーの窓から見慣れた街並みを見ながら

「あぁ、無事帰ってきたんだなぁ」

と染み染み。

政府と国民の連携でコロナを抑え込み、累計450名程度しか感染者を出さなかった台湾。

皆一律マスクは着用していますが、街の様子はコロナ以前となんら変わっていませんでした。

ニュージーランドと台湾。

世界に先駆けてコロナを封じ込めたこの2つの国で生活ができるのは、

つくづく幸運です。

隔離生活スタート

桃園空港から、40分ほどで台北市内に到着。

メーターは1,600元を指していましたが、一律1,000元で統一されているようで、必要書類に記入して1,000元払って降車しました。

僕らが暮らしていた家は昨年退去済みなので、

日本に帰国中の友人宅で隔離生活を送ることになります。

久しぶりの台湾を満喫したいという気持ちをグッと抑え、14日間は家から一歩も外に出ることなく、

ブログや動画、これからの計画などに時間を充てることになります。

しかし、なんと言っても、

この家には4匹の可愛い犬がいるため、

退屈することなく、癒されながら過ごせること間違いなしです。

なゆち
私にとってこれ以上の喜びはありません。

幸い、台湾には信頼のおける友人がいる為、

外出できない僕たちの為に、食材を買ってきてもらったり、犬の散歩を一任したり、先14日間は彼におんぶに抱っこの生活を送らせてもらいます。

この日も、キンキンに冷えた台湾ビールとお寿司を買って部屋に用意してくれていました。

本当に感謝しかありません。

ユッケ
久しぶりに飲んだ台湾ビール、最高です。

今後の旅

当初は、ニュージーランドの次は、オーストラリアに行く予定で、

そこからマレーシアに飛び、アジアを旅行してから日本に帰る

というプランでした。

しかし、オーストラリアにコロナの第2波が押し寄せ、当面渡航が難しそうと判断した為、

旅程を変更することにしました。

残りの世界一周航空券(ニュージーランド→オーストラリア→マレーシア→日本)は一旦そのままとし、

別個に、ニュージーランド →台湾の便を手配して渡航してきました。

世界一周航空券の残り区間については、世界が落ち着いてからまたいつか再開できればと思います。

この時期に、国を跨いだ移動をすることについては否定的な意見をお持ちの方も多いと思います。

自分もニュージーランド滞在中、帰国者がウイルスを持ち込んだというニュースを見るたびに

「また帰国者かよ…」

と嘆いていた一人でもあります。

ただ、

感染者がいないニュージーランドからの渡航ならば、ウイルスを外に持ち出す可能性は基本的にはありえない という前提の下、

  • ニュージーランドでのノービザでの滞在延長期限が近づいていた
  • 台湾での銀行や行政関連の手続きを済ませないと、生活に支障をきたす

という理由から、台湾に来る決断をしました。

出国直前にPCR検査も受け、移動中も防疫対策をしっかり行い、入国後は徹底して14日間の隔離を行います。

コロナを持ち込む可能性は無いよう万全に対策した上での渡航なので、

どうか温かい目で受け入れてもらえると嬉しいです。

隔離が明けたら、台湾での行政手続などを済ませ、それから1ヶ月ほど滞在し、台湾国内を旅行しようと思っています。

在住期間中は、仕事が忙しかったこともあり、台湾国内を見て回る時間をほとんど取れなかったので、

この世界一周の最後を台湾編で飾ろうと思います。

ユッケ
台湾にいる友人の皆さんとの再会も楽しみにしていますので、隔離が明けたらぜひ会ってやってください。

というわけで、

ただいま、台湾!

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8 件のコメント

    • また山本家の皆に会いたいなぁと話していたとこでした。
      落ち着いたらぜひ家族で台湾来てください〜 案内します!

  • お疲れさまー🍀
    みんなで心配してたけど、台湾無事帰国で一安心だね😋
    日本に来る頃までに日本のコロナも落ち着ぃていればねー😰
    ばあたんが元気なぅちにまた会いましょー🎵
    祐介に会えたらユメもYou Tubeに出れるかな?とか言ってユメたちもYou Tube見てるょ🌟

    • ありがと!
      ユメが出たら登録者数伸びるかもね!
      早く落ち着いたら皆んなにも会いに行きたいな。
      それまでお互い元気で頑張ろー!

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