Moxと過ごす最高の宿
サンフランシスコで宿泊した宿は、これまで宿泊したエアビー史上TOP3に入る素敵な宿でした。
ロケーションとしては、サンフランシスコの中心に程近いエリアでありながら、治安もよく、アジア系の飲食店が徒歩圏内にあります。
建物は、1950年代のものですが、2015年にリノベーション済みのため、家全体が最新でありながらレトロな趣も残す、センスに満ち溢れた家。
ゲストに貸し出す4部屋に加えて、3階建の家の中の全スペース(キッチンやダイニング、ベランダ、地下、屋上)にゲストのアクセスを許可している自由度の高さ。
ホストの男性Dayneが潔癖症らしく、彼自ら清掃管理を行なっているため、家中どこをとっても綺麗。
そして、
超フレンドリーな大型犬Moxが常にいてくれるため、可愛くて可愛くて可愛い。
そんな、最高の宿です。
奥さんはこの日の朝、地下室でモーニングコーヒーを飲んで優雅に過ごしたようです。
そのあとは、Moxに見守られながら、ストレッチ。
二泊だけの滞在ですが、「ずっとここにいたいね」と着いてすぐそんな会話をしました。
MUNIに乗車
お昼に合わせて外出。
家を出て2分ほど歩くと、MUNI(トラム兼地下鉄)の駅があります。
MUNIは、郊外は路面電車(トラム)として運行し、市の中心地に入ると地下鉄に切り替わります。
僕らが乗車する駅は路面の駅。この場合、駅に券売機がないので、乗車後に先頭車両一番前の券売機で、1人3ドル入れて購入が必要らしいです。
お釣りが出ると思って5ドル札2枚(10ドル)を持って駅で待っていたのですが、どうやら車内の券売機はお釣りが出ないということが判明。
乗車直前に急いで財布やポケットから小銭をかき集めたらちょうど1ドルになったので、5ドル札一枚と大量の小銭で、無事にチケット購入できました。
ここから2時間内は何度乗り換えてもどこにいってもオッケーです。
ちょうど、路面から地下へ、線路が切り替わるポイント付近で、電車が速度を落としながら地下に入っていく瞬間が興奮しました。
最初反対方向に向かう電車に乗ってしまったことなどもあり、1時間近くかけてようやく目的地であるフィッシャーマンズワーフに到着。
オカリュウさんとひろえさん
この日のお昼は、サンフランシスコに住む、岡田隆(通称:オカリュウ)さんとその奥様ひろえさんとご一緒させてもらいました。
僕が新卒で入社した監査法人には、優秀な会計士の先輩がたくさんいましたが、
その中でも特に憧れていた先輩がこのオカリュウさんです。
年次の近いオカリュウさんとは
一緒のチームで仕事をしたり、部署の泊まり込み研修の準備を一緒にしたり、サシで飲みに連れて行ってもらったり、本当にお世話になりました。
カリスマ性を持ってる人で、当時新卒で東京に出てきた僕にとって、オカリュウさんはとても刺激的な先輩でした。
当時彼の、僕に対する冗談まじりの口癖が、「俺レベルになると~」でした。
20台前半の僕は「この人レベル高え!」と日々衝撃を受けたものです。
後に僕が後輩に対して「俺レベルになると~」を言いまくっていたのは、完全にオカリュウさんの受け売りです。
オカリュウさんは僕より、一年早く退職し、一人で世界一周に出かけました。
僕が世界一周しようと思ったのも彼の影響があります。
帰国後は、会計とは別領域の事業を興し、たった数年で大きな成功を収めて、同じく事業家の奥様と、今はアメリカに渡って活躍しています。
オカリュウさんとは、6年前に一緒にカンボジア視察に行って以来久々の再会。
一方、奥様のひろえさんとは、お二人がまだお付き合いする前、一度お仕事を通じて台湾でお会いしたことがあったので、3年ぶりの再会。
お互い奥さんを連れて四人で会うのは初めてなので、本当に楽しみにしていました。
相変わらずの”俺レベル”
オカリュウさん夫妻とは、クラムチャウダーの名店、BOUDINでお食事をいただきました。
まずは再会と、お互いの結婚、ひろえさんのご懐妊を祝して乾杯。
お互いの夫婦の馴れ初めや、監査法人時代の思い出話、それぞれの世界一周の話や、共通の友人の話など、話題は尽きず、美味しいクラムチャウダーとシーフードを堪能しながら3時間喋り倒しました。
オカリュウさんは、「俺レベルになると~」は使っていませんでしたが、そのレベルはまた格段とアップしていました。
更に、ひろえさんも、オカリュウさんばりに色々な経験をされていて、博学で語学も堪能で、「この二人レベル高え!」と僕たち夫婦は終始衝撃を受けっぱなしでした。
オカリュウさん、ひろえさん、ご馳走様でした。
夜も結局Mox
当初は、オカリュウさんたちと解散後、夕方以降は二人でサンフランシスコ観光予定でしたが、
解散後は「今日はこれで満足だね」と言って観光はせずに、早々と宿に帰りました。
宿に戻った後は、再びMoxと戯れながら、
のんびりと過ごしました。
夕飯は、手元にあった乾麺を茹でて、宿にあった調味料で簡単に調理して食べました。シンプルだけど美味しかったです。
この旅を通して、自分たちのことを改めてよく知るきっかけになっていますが、
可愛い犬がいると出歩かなくなるということも、新しい発見の一つです。
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