朝からおもてなし
朝起きると、すでにクリスタルが朝ごはんを買ってきてくれていました。
それからクリスタルの運転する車に乗車してバンクーバー空港へ向かいます。
肩を痛めている僕に代わって、大きな荷物を持ってくれたクリスタル。
右鎖骨の下あたりがめちゃくちゃ痛くてバックパックを背負えない。旅人としては致命傷
— Yusuke Aizawa (@aizy_tw) December 29, 2019
至れり尽せりのサポートに朝から感謝しまくりです。
ホワイトホースへ
クリスタルとはここでいったんお別れし、10時45分のエアノース便で北方のホワイトホースに向かいます。
バンクーバーからホワイトホースへは2時間の航路ですがエアノース、エアカナダによる寡占供給のため、チケット代が高かったです。(片道一人3万円弱)
バンクーバー空港のラウンジでコーヒーと軽食を摂ってからいざ搭乗。
短いフライトですが、飲み物と軽食がそれぞれ2回ずつ出たし、なかなか快適なフライトでした。(高いお金払ってるし、当然か)
しかし、僕は肩の痛みに悩まされ、奥さんは誤ってここ数日のGoProのデータを削除してしまったり、
なんとなく気持ちの冴えない2時間になってしまいました。
ホワイトホース到着
到着すると、空港から宿までの送迎をお願いしていたツアー会社の女性が僕の名前を書いたボードを持って出迎えてくれました。
さらに、防寒具一式のレンタルを依頼していたレンタルショップの方も、空港入口で僕らの防寒具を持って待機してくれていました。
ホワイトホースは寒さのレベルが違うので、普通の冬服では太刀打ちできないのです。
追加でお金はかかりますが、空港まで届けてくれて帰りも空港で返せるという、かなり助かるサービスです。
外に出ると、早速空気の美味しさに感激。快晴で寒さも思っていたほどではなく、最高に気持ちいい。それまでの淀んだ気分も一気に吹き飛びます。
ツアー会社の大きなヴァンに乗り込んで宿に向かいます。
引きこもりの準備
途中スーパーに立ち寄って5日分の食材を購入します。
僕らが宿泊するのは、市内から車で40分程の大自然の中にあるコテージで、周りに何もないため、事前に食料の買い込みが必要になります。
ニューヨークの日本マーケットである程度準備していましたが、生鮮食品を中心にここでもいくつか補充しました。
これにて、年末年始の引きこもりの準備完了です。
贅沢なコテージ
コテージに到着。ここサンドッグリトリートには8つほどのコテージがありますが、それぞれは300mほど離れているので、プライベート空間が相当広いです。
僕らはRavens nestというコテージでした。
このコテージの一階部分は、共有スペースとなっており、唯一WiFiが使え、中にはサウナ、外にはバスタブがあるので、他のコテージに宿泊している人もちらほら出入りします。
おかげで部屋にいてもWiFiが使えるし、バスタブもサウナも、僕らが最もアクセスしやすいので、かなり便利。
到着したときはまだチェックイン時間前だったので、外でドローンをして大人しくしていました。
部屋は全てが完備されていて、超快適。
出所:Booking.com
夕飯の準備をした後は、バスタブを堪能。
お湯に浸かりながら、最高に美味しい空気をつまみに飲むビールは格別でした。
オーロラ鑑賞
サンドッグリトリートには、オーロラ鑑賞専用のキャビンがあります。
各コテージからでも見えるのですが、ここの窓から北の方角を見ると、視界を邪魔するものが一切なくまさにベストポジションです。
また、キャビン内にはスナックやココアがある上に暖房完備で、長時間オーロラを待機するための設備が整っています。
「夜8時から朝7時までがオーロラを見れる可能性がある」と聞いていたので、
夕飯を済ませた後はオーロラキャビンに向かい、部屋を暗くして30分ほどオーロラを待ちました。
この時点ではあまりオーロラは見えなかったのですが、空一面に輝く星には感動させられました。
他の宿泊客も代わる代わるこちらに足を運ぶので、何組かと会話を楽しみながら待ちました。
一度仮眠をとった後、午前4時頃に再びキャビンに行くと、うっすらと上空が明るくなっています。
肉眼ではそれがオーロラか確証を得ることはできなかったのですが、カメラに映ったその光はハッキリと緑色に輝いていました。
「これがオーロラか。」
感動とガッカリが入り混じる感覚でした。新調したGoProに備わっているナイトラプスというモードで、撮影していた映像がもっとも綺麗にオーロラを捉えてくれました。
ホワイトホース初日(12月30日)、深夜4時まで粘って少しだけオーロラ見れました。 pic.twitter.com/uRzizr2ZVO
— Yusuke Aizawa (@aizy_tw) December 31, 2019
「一応見れたね」ということで満足して、先に新年を迎えた日本の家族と電話で新年のあいさつをして眠りにつきました。
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