列車の旅
この日は5時前に起きてチェックアウトし、6時始発のバスでローマテルミ二駅に到着。
南イタリアのバーリに向かう7時過ぎの長距離電車に無事乗車できました。
バーリまでは7時間の鈍行列車の旅です。
鈍行とはいえ、ボックス型の指定座席で、足も伸ばせて快適。
読書したり、おしゃべりしたり、お昼寝したり、リラックスした楽しい時間でした。
乗り換え大変かよ
バーリに到着後、さらに移動です。
目指すはアルベロベッロという、とんがり帽子型の宿で有名な世界遺産の街。
バーリ県内にあるのですが、バーリ駅からは電車で1時間ほどさらに南(東)に向かう必要があります。
この乗り換えがなかなか大変でした。
まず、アルベロベッロ行きの電車は、バーリ中央駅ではなく、そこから徒歩15分ほどのバーリスドエスト駅から出発するようです。
やっとのことで到着し、アルベロベッロ行きのチケットを買おうとすると、そこにいた係の人から
「あいにく今は直通便が一時的に通っておらず、この先にあるバス停からバスでプティニャーノまで向かい、そこでアルベロベッロ行きの電車に乗り換えてください。」
と案内されました。
結局、バス停でしばらく待たされたり、来たバスが満席でその後のバスをさらに待つことになったり、プティニャーノでも電車を30分待ったり、なかなか骨の折れる乗り換えでした。
アルベロベッロ到着
ようやくのことでアルベロベッロ駅に到着するとエアビーのホストが駅まで車で迎えに来てくれました。疲れていたので大助かり。
宿に到着したのは午後6時近く。ローマの宿を出発してから12時間、まさに1日がかりの移動でした。
宿の説明を受けたのち、さっそくアルベロベッロの街に繰り出すと、そこには移動の疲れも吹き飛ぶ素敵な世界がありました。
トゥルッリ
石灰の上に、石畳の屋根を乗せた世界一可愛い形の家、トゥルッロ。
アルベロベッロのそれは、集落に多数群がっているので複数形でトゥルッリと呼ばれています。
おとぎ話の世界のようなかわいいトゥルッリ。
その中にホテルや、レストラン、お店なども入っていて可愛いったらありゃしません。
街の空気も非常に穏やかで、全体的に超ピースフルな感じでした。
奥さんは2年前に来たことがあるのですが、そのときは大雨で満足に楽しめなかったようで、今回リベンジが叶って大喜び。
ぼくも三十路をとうに過ぎていることを忘れ、
「ヤバい!超かわいー!!」
を連呼しながら、楽しませていただきました。
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