初の来客
トラブルから一夜明け、布団で寝られたことに感謝して幸せな気分で朝を迎えました。
起きてすぐに食事の準備に取り掛かるなゆち。
昨晩僕らを窮地から救い出してくれたフランス人カップル、ティボとアレクシャを招いて朝食をふるまおうというわけです。
僕は車内を掃除して、我が家(車)初の来客に備えます。
11時頃、お腹を空かせた二人がやってきました。
恩返しの朝食
なゆちが二人のために腕を振るって作った一品がこちら。
寒い冬にピッタリのキムチ鍋。
めちゃくちゃ美味しかったです。
二人のお口にあったかは分かりませんが、とても喜んで食べてくれました。
実はこの二人、当初の予定ではニュージーランドの後はアジアを旅行する予定で、
本来ならこの時期は日本を訪れていたはずというのです。
コロナの影響でいつ行けるか分からなくなってしまったものの、
来るべく日のために、日本のおすすめを教えてあげたり、約2時間みっちり話し込みました。
コーヒー好きのティボは、モカで淹れたコーヒーをとても喜んでくれました。
アレクシャは、梅昆布茶に初トライ。
フランス人らしい、パンに対するこだわりを語ってもらったり、
実に楽しい時間でした。
前夜は災難でしたが、二人のお陰で命拾いしたし、こうして素敵な友情もできたし、
まさに“災い転じて福となす”です。
理想のホリデーパークへ
食後、なゆちは二人のキャンピングカーを潜入調査。
午後1時、二人とお別れし、キャンプ場を出発です。
「本当にいい人たちだったなぁ。」
と振り返りながら、走ること40分で、目的地に到着。
ワナカ湖の隣にあるハウエア湖に面した、素敵なホリデーパークです。
前夜から一転して、守られた環境で泊まります。
ここは、ホリデーパークでありながら、あまり作り込まれている感がなく、自然の中にうまく溶け込んでいる施設です。
それでいながら、キッチンやトイレは清潔で、シャワーも無料。
さらに、高速WiFiが10GB/5ドルと格安で安定感も抜群(各端末最初の100MBは無料)。
そして何より、僕らの心を掴んだのは以下の2つ;
キャンプファイヤー
敷地内、公共設備の近くに、キャンプファイヤーがあり、そこでずっと火が焚かれています。
到着するなり、ここで手足を温めてキャンプ感をグッと高めます。
この時、僕以外にもう一人、現地のおじさんがいたので、色々雑談をしました。
しばらくするとその人の奥さんも来たので、
「ここいいよね」なんてフランクな感じで話しかけたのですが、
後にこの二人はここのキャンプ場のオーナー夫妻だということが分かりました。
フードトラック
敷地内に泊まっているトラックで、コーヒーやファストフードを、リーズナブルな価格で提供しています。
せっかくなので食べてみようということで
フィッシュ&チップスを注文。
明るくて可愛らしい店主のおばさんが
その場で丁寧に揚げた、塩分少なめの
「お袋のフィッシュ&チップス」
とても美味しかったです。
フィッシュ&チップスを食べられるキャンプ場はレアです。
これまで泊まったホリデーパークの中で、一番気に入った、理想のホリデーパークに出会えました。
料金は一泊二人で38ドル(2,700円)でした。
徹夜
前夜のドタバタ劇からは一転。
この日の夜は、守られた感たっぷりの温かい、WiFiも使える車内で、二人とも夜通しで作業しました。
なゆちは、ほぼ完徹して、Day173の動画編集を。
僕は、途中少し寝たけど2時過ぎに目が覚めてからは、前日のドタバタ劇をブログに書き起こす作業を、
二人とも朝方まで頑張りました。
何か締め切りに追われているわけでもないのですが、
と話しながら、記憶が新鮮なうちに記録しておこうと、継続して頑張ることができています。
「歳取ってから見直したら楽しいだろうね」の一言に、
感動のあまり深く深く深く頷き、気付いたら私の顎は深海まで沈んでました。
本日会社先輩の奥様(享年28歳)が亡くなったと耳にし、
一日一日の大事さを感じました。RIP
深い深いコメント、ありがとうございます。顎が深海まで沈むって表現、勉強になりました。
先輩の奥様の件はご愁傷様でした。。
本当に、いつ何があるかわかりませんよね。
いまを大切に生きましょう。
そして、歳とったら一緒にこのコメ欄見て楽しみましょう。
他の人のキャンピンかー潜入いいね!楽しかった
災難だったけど、良い縁に恵まれてよかったね。
ありがとう!本当に助けられてばかりだ。
潜入、昨日はさらに大きな車にお邪魔したからお楽しみに!