【世界一周】Day87🇬🇧ロンドン4日目「30年ぶりの再会」

親子との朝食

前日から宿泊している宿は、ゲストハウスのような感じで各フロアに12個ずつ部屋があり、キッチンは皆で共有します。

この日の朝、朝食を摂りにキッチンに行くと、中年の女性とその娘さんと遭遇しました。

せっかくなので、朝食を食べながら30分ほど会話を楽しみました。

北方のヨークシャーからショーを見るために母と娘二人で訪れたそうです。

オペラ歌手を夢見て頑張っている15歳の娘さんとそれを支えるモルドバ出身のお母さんのお話を聞いて、朝からホッコリ温かい気持ちになりました。

ケンブリッジへ

お昼前に家を出て、ケンブリッジに向かいます。ケンブリッジの街は、ロンドン市内から電車で北に1時間ほど離れています。

途中、キングスクロス駅で乗り換えをしましたが、この駅はハリーポッターファンにとってはお馴染みの場所。

ホグワーツ行きを夢見る大人の列

ハリーらはこの駅の9と4分の3番線のプラットフォームからホグワーツ行きの列車に乗車します。

僕たちも93/4にたどり着きました。

念願の!

ホグワーツへ!

「ダメでした。」

気を取り直して、近くのプラットフォーム8からケンブリッジ行きの列車に乗車。

ケンブリッジといえばなんと言っても大学。

世界の大学ランキングで常にトップ3に君臨する、言わずと知れた超名門ケンブリッジ大学。

欧米の大学院への進学を検討している自分としても、一度はそのキャンパスを自分の目で見ておきたいと思っていました。

しかし、この日ケンブリッジ大学を訪れたのには、もう一つ大きな理由があります。

30年ぶりの再会

ぼくは幼少期を青森県八戸市で育ちました。

小学校入学前に秋田に引越しして以来、当時の幼稚園の同級生たちとは音信不通になっていました。

しかし1年半ほど前、ふと八戸の夢を見たのをきっかけに、Facebookで大黒君という当時の友人を発見。連絡をとって凄まじく衝撃を受けました。その日のブログがこちら。

旧友とのコンタクト

大黒君は、東大やオクスフォードなどを経て、この夏からはケンブリッジ大学で研究をしていました。

せっかくイギリスに来たし、ダメ元で連絡をしてみると、快くこの日お昼の時間を空けてくれました。

ぼくたちが駅に着くと、改札前に迎えに来てくれていました。

「あ!大黒君だ!」

約30年ぶりに会う大黒君は、懐かしさを飛び越えて初対面という感じでしたが、気さくで軽快な大黒君の人柄のおかげで、会って早々打ち解けることができました。

大黒君(左)

ケンブリッジ大学

大黒君の案内の元、ケンブリッジ大学をじっくり見て回らせてもらいました。

アカデミックな空気がプンプン漂い、知的好奇心が掻き立てられる魅力的なキャンパス。

自然も豊かだし、学内の教会などの建築物は一級品。街とキャンパスが融合している学園都市という感じで、最高に素敵でした。

世界の名門大学を渡り歩いて来た大黒君も、ここケンブリッジは特にお気に入りだそうです。

「こんな場所で勉強したいねぇ」

大黒君のラボの中にも入れてもらいました。みんな見るからに知的だけどフレンドリーで、とても素敵な方たち。

多国籍の研究者たちと英語で和気藹々と話す大黒君の姿がとてもたくましかったです。

大黒君の部屋

その後、ケンブリッジ大で研究をする日本人女性も合流して四人でパブで昼食を摂りました。

こちらのパブ「イーグル」はDNAの二重螺旋を発見した研究者たちがその発見を発表した場所らしいです。

凄すぎ

食後は再び大黒君に周辺を案内してもらって、駅の近くで解散しました。

別れ際にガッチリ握手

6歳当時の自分に、「今一緒に遊んでいる大黒君と次に会うのは、イギリスのケンブリッジという場所で、それは30年近く先のことだよ」と言っても絶対に信じないでしょう。

この旅に出て来て本当に良かった、と改めて実感することができた、素敵な時間でした。

大黒くん、ほんとうにありがとう!

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