宿の移動
宿泊している宿に不信感があったため、朝起きてすぐに別の宿を検索し、良さげな物件があったので早速予約。
11時までに家を出て、鍵を返却し、晴れておさらばです。
今回はキャンセル期限を過ぎてからの宿の変更だったため、残り2日分の宿代は自己負担やむなしと思っていましたが、
AirBnBのサポートセンターの配慮で、返金に対応してもらいました。大感謝です。
AirBnBの問題解決センターの問題解決力が高過ぎて、感激している。
— Yusuke Aizawa (@aizy_tw) December 23, 2019
新しい宿まではバスで50分ほど移動。テムズ川を南から北に渡って、そこから西に進みます。
どんどんと治安が良いエリアに向かっていくのが、バスの窓から見た街並みや乗車してくる顔ぶれから手にとるように分かり、面白かったです。
宿に到着すると、ホストが出迎えてくれました。部屋の清掃中とのことで、鍵を受け取り、大きな荷物だけ置いて外出しました。
かなり綺麗な宿で、周囲の治安も良く、ホストの対応も親切で、移動してよかったと確信。(こちら)
カウンシル・フラット(エステート)
後で調べて見てわかったのですが、僕らが当初滞在していた宿は、”カウンシルフラット”と呼ばれるイギリスの公営住宅団地で、低所得者や失業者などが優先的に住むことが出来る建物らしいです。
ロンドンのテムズ川以南のエリアに多く、総じて見た目は寂れた高層アパートのような外観で、ひと区画の中に同じ形の建物が密集しています。
1900年代に多く建てられ、ロンドンのホームレスの少なさに一役を買っていたり、芸術や音楽の発祥になるなどポジティブな要素もある一方、
日本人駐在員向けのサイトなどでも「カウンシルフラットが多いエリアは治安が悪いので避けるべし」という記載も多く見られました。
僕らがいた場所は、その物件以外にも多くのカウンシルフラットと思われる物件がありました。
エアビーのリスティングからはそこまでの情報は判断するのは難しいので、今後はGoogleマップなどを使ってその周辺の写真などを見てから宿を最終決定するなど、より慎重にいこうという教訓を得ました。
カフェでのイラっ
気分転換にいい感じのカフェでコーヒーでも飲みながら調べ物をしよう ということで、カフェを検索。
とても評価の高いカフェを発見したので15分ほど歩いて向かいました。
居心地のよい空間で、接客も丁寧で、食事もコーヒーもよかったのですが、
料理の提供を終えた頃からか「早く帰ってほしい感」がプンプン漂い始めました。
明らかに飲み物が半分以上残ってるのに、「まだありますか?」とか聞いてきたり、食べ終わるや否やすぐに皿を下げたり、ずいぶんとせかせかしてる印象。
ただ、お店は4時閉店で、この時点でまだ2時。ぼくらの入店から30分ほど、料理が出てきてからは15分程度しか経っていません。
僕らは、食後にパソコンを開いて調べ物をしたかったので、もう一杯飲み物でも追加して1時間ほど作業予定でした。
しかし、2時20分になると、「あと、10分でお店を閉めますからお会計をお願いします。」と言われました。
「え?4時閉店ですよね?」と聞くと、
「今日はお客さんがいないから早めに店を閉めることにしました。」と返答。
「(お客さんがいない?僕らもお客さんでしょう?)」と反論したい気持ちを抑えて、しかたなく帰る準備を始めました。
お店を出る前にトイレに行っておこうと、トイレの場所を問うと、
「もう清掃済みで床が濡れているから、お客さんの安全のためにも使用できません。」とのこと。
お店側の立場からは、客に長居されても困るし、早めに閉めると決めた以上、さっさと前倒して作業したいのも分かりますが、一顧客目線では「尊重されていない」と感じざるを得ませんでした。
最初の印象が良かっただけに、とても残念な経験でした。
ロンドン市内観光
カフェを出てからは、ロンドンの定番の観光地を回りました。
観光地麻痺している僕らは、あまり感動ができず「〇〇のXXに似てるね。」とかそんな程度の感想だけお互い言い合う始末。
もっと建築や芸術に精通していたらこうはならなかったと思うので、自分の勉強不足を悔いました。
トラファルガー広場ではクリマに参加。クリマに対しては上級者と自負しているので、各国の違いを楽しんでいます。
ロンドンのクリマはこれまで訪れた他のクリマほどの熱気は感じませんでした。
グリューワインを飲みながら巡るのではなく、アルコールは買ったらそのエリアで飲むよう制限されています。
美味しかったし、カードで購入できるのは嬉しいです。
快適な宿でのんびり
帰りにスーパーでいくらか食材を買い、宿に帰りました。
宿は本当に快適そのもの。キッチンもかなり使いやすくて、映画をみながら楽しんで調理ができました。
部屋は僕ら好みの屋根裏部屋。ホテル以上に清掃が行き届いていて、守られてる感満点で最高です。
今回の経験を通して、宿に対する印象はその国に対する印象に直結してしまうので、妥協せずに慎重に選ぼうという教訓を得ました。
カフェでの嫌な思いもあり、この晩までロンドンに対する印象もあまりよくなかったのですが、新しい宿のおかげでパッと視界が明るくなりました。
ヨーロッパ滞在の締めくくり、気分を新たに残り2日堪能します。
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