温泉の国
ブダペスト最終日のこの日は、チェックアクト後、温泉に行ってきました。
“ブダペストといえば夜景と温泉”と言われるほど、温泉が庶民の生活に根付いていて、観光名所にもなっているみたいです。
今回は、最も有名で最大のセーチェーニ温泉に行きました。
セーチェーニ温泉
入場券は窓口(4つありました)でクレジットカードか現金(フォリントのみ)で購入可能なのですが、
この日はエラーでクレジットカードが使えず、みんな現金での購入のみとなりました。
備え付けのATMの調子も悪く、諦めて帰る人もたくさんいたり、クレームを言う人がいたりで、混雑していました。
僕も持ち合わせのフォリントはなかったので、その場でパソコンを開き、調べること数分。
こちらのサイトからオンラインでチケットを購入することが可能でした。
その場で提示してささっと入場できました。
こういうトラブルも起こりうるので、オンライン購入はオススメです。
中の様子は大浴場あり、プールあり、サウナありで楽しかったです。例えるなら、地元秋田のザ・ブーンのような施設です。
特に外の温水プールでは、読書する人やチェスをやってる人など、自分なりの楽しみ方でくつろいでいました。
3時間ほど滞在してブダペスト滞在を締めくくったのち、空港へ向かいました。
ロンドンへ
ブダペストの空港は、ターミナル2がメインのターミナルになり、この中でAとBに分かれます。(ターミナル1は現在は使われていないとか)
ブダペストを含むヨーロッパの主要各国が加盟している、「シェンゲン協定」というものがあり、
その加盟国内の移動であれば国内線に乗る感覚で、国境検査なしで、飛行機に乗ることができます。
ブダペストから、シェンゲン協定内の国への移動は、ターミナル2Aを利用することになるようです。
僕たちが向かうイギリスは、シェンゲン協定に加盟していないため、ターミナルは2Bでした。
ハンガリーは、シェンゲン協定やEUには加盟しているけど、EURO圏外。
イギリスは、EU離脱問題がトピックですが、シェンゲン協定にはもともと加盟しておらず、EUROも圏外。
といったように、ヨーロッパは色々複雑です。
ただ、絵ハガキを出すための、郵便ポストは2Aにしか設置してないらしく、チェックイン後ターミナル間を徒歩で移動(5分ほどです)して、絵葉書を出しました。
苦労して出した絵葉書なので、家族が喜んでくれると嬉しいです。
少し時間があったので、ラウンジをはしごして食事とお酒をたらふくいただいてから搭乗。
広い座席ではなかったのですが、3人掛けの列に僕ら2人しかいなかったので、奥さんは僕の太腿を枕にし、フルフラットで快適な眠りについていました。
高速バスで再びトラブル
ロンドンのヒースロー空港に、20時に到着後、予約していた高速バス(通称:コーチ)に乗車。
翌日のクルーズの出航に備えてこの日のうちに、そこから2時間の距離にある、イギリス南部のサウサンプトンという港町に向かう必要があります。
行き先は違いますが、ヒースローからの高速バスには、旅の初日に乗車済みなので、二度目ということで安心してバスターミナルまで移動。
運転手に近い、いい座席も確保して、いざ出発。
しかし、運転手がバックで駐車場を出たその数秒後、
「ズゴゴゴツ!!!」
謎の衝撃音と、揺れが。
その激しさに
「あ、これは何かにぶつかったな。」
と確信しました。
運転手が放送禁止用語を連発しながらバスを飛び降り、向かったその先を見ると、
そこには、ベコっと後方部分が凹んだ、別の大型バスが。
はい。バスターミナル内で、バス同士が衝突したのです。
幸い双方の乗客は無傷でしたが、このアクシデントによって、代替便の手配を1時間待つことになり、
サウサンプトンに到着したのは、夜中の12時を回っていました。
ヒースロー発の高速バスでは毎回何かが起こります。
https://nuk-tabi.blog/2019/09/30/day1-%e6%9d%b1%e4%ba%ac%e3%80%9c%e3%83%ad%e3%83%b3%e3%83%89%e3%83%b3/
サウサンプトンの宿に着くと、オーナーのクリスというおじ様が暖かく迎えてくださり、
「家にあるものはなんでも自由に食べてくれ。」
と申し出てくださったので、
お言葉に甘えて、キッチンにあった「辛ラーメン」を茹でて夜食としていただきました。
と、まぁこの日は色々ありましたが、無事に目的地に到着できましたし、
温泉効果でお肌もプルプルです。
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