イタリアのバス
チェックイン後、荷物を宿に預けたまま市の中心へ遊びに出かけました。
バスのチケットは90分有効なのですが、バスに乗ったらすぐに打刻する必要があります。
この日、バスを降りるとそこに警察らしき人がいて
チケットの取り締まりを行っており、
チケットを持たずに乗車している人のみならず、
買ったけど打刻漏れの人や、時間が超過してしまっている人からも容赦なく一律罰金を徴収していました。
罰金の金額は一人39ユーロです。
こちらはカードでも現金でも払えます。
いかなる言い訳も通用しません。
パスポートの番号も控えられます。
要注意です、本当に。
LAVAZZA
ヨーロッパ中で1番よく見かけるコーヒーのブランドが、LAVAZZAです。
スタンステッドでクリスが淹れてくれたのもこちらの豆でした。
こちらのブランドはエスプレッソの本場イタリア発祥で、前日ミラノでその旗艦店を見つけたので、この日訪問してみることに。
アメリカンコーヒー2杯を注文したところ、このような形で色々付いてきました。
エスプレッソを自分でお湯で薄めてアメリカンコーヒーを作るスタイル。
濃さを好みで調整できるのでありがたいです。
高速バス
宿においていた荷物をピックアップし、バスと地下鉄を乗り継いで、高速バスのターミナルに到着しました。
あまり大手のバス会社ではなかったのでターミナル内でも探すのに少し手こずりましたが、道行く人に聞いてなんとか所定の位置まで来れました。
乗車手続のオペレーションが超グダグダで、乗客みんな半ギレでしたが、無事に乗車。
バスの車内は綺麗だし足元も広くて安心感がありました。
ここからフィレンツェまで5時間のバス移動です。
フィレンツェへ
バスは、快適でしたが、途中で大渋滞に巻き込まれ、当初の予定を大幅に上回って7時間かけてようやく到着しました。
多少の食料と水は持参していたものの、夕飯の時間になるとお腹が空いてきてしまったので、
途中で配られた非常食のスナックとお水には助けられました。
着いたのが夜10時を過ぎていたので、直接宿へ向かうことに。
トラムとバスを乗り継いで向かったのですが、ここで1番の試練が待ち構えていました。
ハロウィンな人々
この日がハロウィンだということを、トラムの中で仮装した若者を見て始めて気がつきました。
トラムを降りてバスを待っている間、バス停ではしゃぐ若者が多数いました。
ハロウィンパーティでお酒などを飲んだ帰りなのでしょう。
中にはタバコじゃない”何か”を吸っている人もいました。
こいつらと同じバスに乗りたくないなーと思っていたのですが、願いは通じず、そんなパリピたちと同じ終バスに乗り込むことに。
そして、
バス停からは次々とハイテンションの若者たちが乗り込んできました。
僕らは大きなバックパックを持った状態でその若者たちの渦に巻き込まれてしまいました。
バスの中で酒を飲んだりドンチャン騒ぎを始める若者たちに、ドン引きしながら耐え忍ぶこと30分。
ようやく宿に到着。
しかし、ここでもチェックイン時に酔っ払いに割り込みをされたり、スタッフの杜撰な対応を見せつけられたりで、
フィレンツェ初日はこの旅行で1番ストレスフルな夜となりました。
総じていえることは、あやかのピンクの帽子が面白すぎる
この帽子もいつの日かしれっとエミの家に置いてあるんだろうね。