在宅検疫のルール
12日に入国してから、14日間の在宅検疫が始まりました。
まずは、そのルールからご紹介。
毎日の電話とSMS
スタートした当日に、役所の担当者から電話で連絡がありました。
伝えられたのは以下の内容です。
- 毎日朝晩電話をくれて体調を確認すること
- 朝晩どちらも連絡がつかなかった場合は警察が出動すること
- 居場所は携帯のGPSで追跡されているので、電源を切らないこと
- 毎日の体調を健康チェック表に記載し、何か異常があればすぐに連絡すること
翌日からは、毎朝SMSが届き、体調に異常が無ければ「1」とだけ返信します。
それからしばらくすると、毎日同じ担当者から電話がきます。
やりとりは
「你今天身體好嗎?(今日の調子はどうですか?)」
「好的!那,再跟你聯絡囉(よかった、じゃあまた連絡します)」
だけです。
健康チェック表
健康チェック表は、入国時に空港で配られました。
発熱やその他の症状の有無を日次でチェックマークをつけていきます。
最後まで何も問題はありませんでしたし、特段提出が求められる訳でもないので、
しばらく保管したらこちらで処分してしまおうと思います。
GPSで追跡
入国時に「在宅検疫システム」に台湾で使用可能な携帯電話番号を登録します。
その番号を基に、国がGPSで僕らの所在をモニタリングすることになるのです。
携帯を持って外出したことが発覚した場合にはすぐに警察が出動できるし、
携帯を家に置いたまま外出して抜け道を図ることも考えられるため、それを担保するために、SMSや電話での確認も同時に行う という対応なのでしょう。
それでもバレないように外出する人はいるかもしれませんが、十分に機能する牽制だと思います。
支援物資
検疫が始まった翌日、電話をくれた担当者が、家の玄関先に支援物資を届けてくれました。
中には、食料や、マスク、体温計が入っていました。
「厳格に隔離します」という一方で、
それが極度の負担にならないように、必要なサポートをする
という行政のスタンスに、とても感心させられました。
いただいた食料は小腹が空いた時に有り難くいただきました。
在宅検疫中の過ごし方
食事
外食はもちろん、スーパーへの買い出しにも行くことができないので、
僕らは、定期的に友人に食材を買ってきてもらい、
家で自炊をしていました。
その他、UBER Eatsで家の玄関前まで届けてもらえるので
小籠包、タイ料理、ベトナム料理 など、「台湾に来たら食べたかったもの」を数回オーダーしました。
そして、果物。
1ヶ月くらい前は「今年は台湾のマンゴー食べられないかもなぁ」と嘆いていました。
実家に届いた台湾のマンゴーを見て台湾が恋しくなりました。
— なゆっけ旅 (@nuk_tabi) June 21, 2020
季節が終わる前に行けるかなぁ…#台灣芒果 pic.twitter.com/iEJ2ACh5ZA
マンゴーの旬に間に合わせて帰ってくることができたので、その他の大好きな果物と一緒に、毎日美味しくいただきました。
台湾に帰ってきた喜びを噛み締められる品々 pic.twitter.com/FGBG71A3w5
— なゆっけ旅 (@nuk_tabi) July 27, 2020
娯楽
滞在しているこちらの友人宅には、ボードゲームやトランプがあるので、暇な時間はこれらに没頭しました。
ラスト4日間は、友人から勧められた韓国ドラマ「イテウォンクラス」に夢中になり、1日4話ずつ観てます。
あまり恋愛ドラマは観ないのですが、このドラマは、恋愛要素もあるけれど、
会社を舞台にした「復讐劇」が物語の土台なので、
経済ドラマのような感覚で、のめり込みました。
最愛の4匹の犬
この子たちの可愛さが尋常ではなくて、
毎日が幸せです。
出会った頃は元気いっぱいの5、6歳だったこの子たちも、
10歳を超えて、熟年に差し掛かり、ぐったりしている時間が増えたように思います。
とにかく人懐っこくて、
僕たちが座っているところにやってきてはペターっと体を添わせてきます。
ゲージを買ってもらった3匹の犬。
— なゆっけ旅 (@nuk_tabi) July 17, 2020
なぜか皆小さい方に入りたがります。#犬のいる幸せ pic.twitter.com/IQgLyMnUZj
犬の寝言が可愛すぎる😍
— なゆっけ旅 (@nuk_tabi) July 15, 2020
※音量上げて聴いてください#犬のいる暮らし #犬の寝言 #トイプードル pic.twitter.com/HoWpYrZvib
在宅検疫が終わったら、この子たちが疲れない程度に色々なとこに一緒に連れて行ってあげようと思います。
メリハリのある生活
外出もせず、用事もなく、グダグダしようとすればいくらでも堕落できてしまうので
しっかりとメリハリをつけて生活をするようにしました。
毎朝5時半からオンライン英会話のレッスンを入れることで、早起きを徹底しました。
相手があることなので、眠くても絶対にその時間には起きようという気になり、おかげで早寝早起きの2週間を過ごせました。
また、暴飲暴食はせず、完全無欠コーヒーを毎朝飲んで、食事の回数も減らします。
なゆちは、ルーティンのヨガを犬たちに囲まれながら毎日行いました。
また、過去のブログをDay1に遡って手直しをしたり、
やりたかったことに色々着手できた2週間でした。
旅ブログ、Day3をリライト(&写真追加)しました。
— なゆっけ旅 (@nuk_tabi) July 22, 2020
カッパドキアの街の魅力と、朝食の最高さを伝えられたかと思います。自分で書いてて飯テロされました。
カッパドキアまた行きたいなぁ。
【世界一周】Day3 🇹🇷カッパドキア2日目「カッパドキアで街ブラ」 https://t.co/Upke4j1ZE4
祝・隔離終了
本日7月26日の23時59分をもって、僕たちの在宅検疫は終了です。
体調も至って良好なので
日付が変わったら自由に外出できます。
最終日の今日は、担当者からの電話の際に
「恭喜你!(おめでとう!)」
と言われ、
そのあと、いくつか注意事項が加えられました。
- 外出の際はマスクを着用し、帰宅後は毎回処分すること
- 密な環境は極力回避すること
- 体調に異常があっても、勝手に病院にはいかず、専用のダイアル(1922)に連絡すること
2週間、毎日電話をくれた担当者にお礼を言ってお別れしました。
在宅検疫は、ニュージーランドで経験したロックダウン以上に行動に縛りがありました。
しかし、支えてくれた友人や、犬たちのおかげで、実に楽しい14日間でした。
何より、こんな素敵な家を僕たちに貸し出してくれた帰国中の友人に感謝です。
明日からは犬を連れて、台北市内のあちこちに出没します。
台湾フード食べたい。
ダンス踊るの意味わからない(笑)
そして犬達の写真がさいこう
犬と台湾生活とか最高ですよ。
飯テロと犬テロしてくので、引き続きお楽しみください。
台湾戻ってきてくれたの嬉しい
いずれ台湾を離れるの悲しい
検疫手順は私も参考にできて嬉しい
そろそろなゆっけ旅終わるの悲しい
でももうすぐ会えるの嬉しい!
つまり嬉しい!
我々もついにかねこちゃんと相見えることができて嬉しい
かねこちゃんの変顔をブログに載せる楽しみができて、嬉しい!
元気そうで何より。健康が一番。サッポロ一番。
素敵な旅動画でワイン一本空きました。
今度会ったときいろいろ聞かせて~!
ワイン一本!!それは光栄です☺️
そしておっしゃる通り、健康が一番だね!
お互い元気で再会果たしましょー、大阪でお寿司食べたい!