無痛計画出産の当日の8月12日。
グリピの時と同じ病院、同じ担当医の下での出産だったので、かなりリラックスして病院へやってきました。
8時台:病院到着
8時に病院に到着すると、前回と同じ5人用の大部屋に通されましたが、この日は僕らだけの貸切でした。
どうやら近場に最先端の病院ができたらしく、そちらに妊婦さんが流れているらしいです。
入院の書類手続や、採尿をした後、心拍や子宮収縮度を図るNST(non-stress test)の装置のセットなどが完了。
8時50分からは部屋でのんびり過ごしました。
9時台:最初の内診〜看護師さん大丈夫?
それから程なく、点滴用に注射されました。
これは、後ほど促進剤などの薬剤を入れる前準備のようです。
最初の看護師さんが2度失敗して、3度目にベテラン看護師さんに代わってようやく成功していました。
それから、子宮口の開き具合をチェック(内診1回目)したのですが、まだ何本指とかで測れるレベルではないとのこと。
看護師さん大丈夫?
この日は僕らしか出産がなかったためか、看護師さんも2人体制でした。
そのうちの一人が先ほどのルート取りに失敗した、明らかに若手の経験が浅い方で、
最初のやり取りから何度も同じことを聞いてきたりでちょっと不安だったし、注射も手間取って痛かったし、
このタイミングで、
「母子手帳に別の病院での検査記録が残っていないので、検査を受けた病院に電話して確認してもらえますか?」
と言われました。
急いで病床から電話をかけて、先方に探してもらっていると、
もう一人の看護師さん(先輩)が
「母子手帳にちゃんと貼ってあるじゃないの!」と気がついて一喝。
麻酔早く打ちたい
グリピ出産の際、麻酔を打つタイミングが少し後手に回ったことで、無痛分娩と言いながらもかなりの陣痛を味わう結果となってしまいました。
この反省を生かして、事前に鄭医師(前回と同じ担当医)からも
「今回は病院に着いたらすぐに看護師に言って麻酔を打ってもらってください。経産婦は早くお産が進むから、早めにね!」
と言われていました。
その旨を看護師に伝えたところ、
「まだ全然お産が進行してないので、もう少し待ちましょう。早めに麻酔を打つと副作用もあるしトイレにも行けなくなるし不便です。急がなくてもこちらで適切なタイミングで麻酔科に連絡するので安心してください」
と言われたので、その言葉を信じ、麻酔は一旦保留としました。
この時空気を読んでしまったことが、あんな悲劇に繋がるとはこの時は予想だにしませんでした。。
10時台:子宮収縮開始〜暇
10時前にお医者さんが来て、子宮頸管用の膣剤を局部に挿入しました。
前回の出産ではこれをかなり痛かったので記憶に残っていました。
今回も多少痛がってましたが、
とのこと。
ちなみに、この膣材を入れた後はオシッコをしたいという感覚が強くなるようです。
10時20分:NSTの調整〜暇
10時から若干の収縮が始まって、お腹の痛みを感じるようになってきたようです。
ただ、子宮収縮率の数値をみると、まだ20とかその程度でした。(*数値が大きくなるほど痛く、最大で127です)
痛みの感覚と数値が随分乖離しているので、看護師さんに伝えて、NSTの器具を調整してもらいましたが、
調整後数値が0になって、さらに不正確になったので
なゆちが自分で位置を調整したところ、60とかになりました。
とはいえ、痛みと痛みの間隔も長めだし、
看護師さんも「まだまだですねぇ」
みたいなことを言っていたので、この辺りから
と時間を持て余すようになりました。
11時台:食事〜名前決定?
11時10分に看護師さんが血圧測定に来た際の、なゆちと看護師さんの会話です。
なゆち「そろそろお昼ご飯ですか?」
看護師さん「いや、私はまだです。仕事があるので。」
なゆち「??、いや私の病院食です」
看護師さん「あ、そっか。もうすぐだと思います」
そして、11時20分にお食事が運ばれてきたのですが、
今朝の入院手続の際に、確かに二人分の食事を看護師さんにお願いしたはずなのに、
出てきた食事はなゆち一人分。
仕方がないので、僕はUBER EATSでマクドナルドを注文しました。
アズキの名前を絞り込む
ご飯を食べながら、アズキの名前の最終候補を絞り込みました。
カナタ、ミツキ、レイヤ、シンゴ
それぞれの名前に漢字を当てはめて、画数を調べたり、ニックネームを考えたりして
最終的に
「弥來」と書いて「ミツキ」、ニックネームは「ミッキー」
が二人とも一番しっくりきたので
この名前を筆頭候補とし、産まれてくる本人の顔を見てから最終決定しよう ということになりました。
12時台:痛いけど?〜カラスの親指
食後、便意を催してトイレに駆け込むも、ガスが出ただけだったようです。
程なくして、痛みが激しくなってきました。無痛麻酔を打っていいか聞いたところ、
看護師さんは
「数値的にはまだ低いので落ち着いて待ちましょう。痛み耐えられますか?」
と言っていたので
と回答しました。
オーディブル視聴
結構痛いけど、何もできることはないということで、
何かに集中して痛みから気を逸らそうという作戦に出ます。
オーディブルで、「カラスの親指」という面白そうな推理小説を見つけたので、
これを耳元で聞きながら時折くる収縮の痛みと闘いました。
ということで、楽しくポジティブに時間を過ごしましたが
そんな時間はそう長くは続かず
13時すぎに促進剤を注入してから15時20分にアズキが産まれるまで、壮絶な2時間を体験することになるのでした。
(次回「嵐のような2時間とアズキ改め〇〇誕生」へ続く…)
みっきー!会えるの楽しみにしてるよ!
出産本当お疲れ様。
緑の服ふくろうの迫力がすごいね。膨らんだお腹部分が顔ってすごい。
このフクロウ、ゲン担いでエーミールにも着させてあげたいな。(姐姐のだけど)
あぁお腹痛い…緊張する…笑
最後までお読みいただきありがとうございます!