さよなら月子
7月22日、1ヶ月滞在した月子中心を離れる日がやってきました。
看護師さん達のサポートのおかげで、グリンピースは順調に成長し、体重は1キロ増加しました。
1日六食の健康的な食事(月子餐)と、マッサージのおかげで、なゆちの体力も回復し、
体型も妊娠前の水準に戻ってきました。
ママ友もでき、お世話になった看護師さん達とも仲良くなりました。
スタートアップ〜夢の扉〜
複数の友人からお勧めされていた、韓国ドラマ「スタートアップ」を後半の数日で一気見しました。
韓国のハイテク産業で、スタートアップビジネスに挑む起業家たちの奮闘を描いた作品です。
自分もスタートアップで働いているので、共鳴できる描写も多々あり、かなり楽しめました。
音楽も素晴らしくて、
最近はこのドラマの主題歌をBGMにして仕事をしています。
韓国ドラマを見るのは、昨年の梨泰院クラス以来です。
ちょうど去年の今頃、台湾での隔離期間中に観ていました。
まさかこの1年後に、子供が産まれ、月子中心で韓国ドラマを見ているなんて、当時は想像だにしていませんでした、
三体
赤ちゃんがいると、手と目が話せないので、
耳だけで楽しめるオーディオブックをフル活用していました。
いくつかの作品を聞きましたが、
その中でも一番ハマったのは、中国のSF小説「三体」です。
中国の文化大革命から物語がスタートし、
三つの太陽を持つ異星を舞台にしたVRゲーム『三体』の世界に導かれ、
終盤でゲームと現実がリンクした時には、予想だにしていなかったほど壮大な物語になっていました。
最初は若干とっつきにくかったのですが、中盤からは引き込まれて、あっという間に聴き終わりました。
壮大な物語を17時間も聞いたのに、実はこれで終わりではなく、さらに続編が数作あることを知り、
月子を出た後も、数ヶ月間はなゆちの授乳中の一番の楽しみになることでしょう。
ついに始まる
これまでは育児といっても、月子のサポートのおかげで、大部分の負担が軽減されていました。
この日、月子を出て、台中にあるなゆちの従姉の家に引っ越してきたのですが、
グリンピースは車中で、ギャン泣きし、
家に着いてからも慣れない環境で不安だったのか
夜中も寝付かずに、終始泣き続けました。
結果、僕もなゆちもまだ初日にも関わらず完全に消耗しきって、
なゆちの従姉(以下、又仙姐姐)が、食事や身の回りの世話をしてくれるので、
これでもかなり楽できていることを思えば、
夫婦だけ、もしくはワンオペで育児をしている周りの友人達を改めて尊敬します。
お姉ちゃんの存在
又仙姐姐には、仟妤という9歳になる一人娘がいます。
幼少期から一緒に遊んでいる仲なので、僕ら二人とはとても仲良しです。
ただ、流石に9歳の女の子ともなると、色々と敏感なお年頃なので、
グリンピースのことを邪魔に感じたりしないか
若干心配していました。
しかし、そんな心配は全くの杞憂で、
仟妤は初日からグリンピースのことをとても可愛がってくれて、
ベッドにお気に入りのぬいぐるみを配置してあげたり、
泣き止まない時は、自分のオルゴールを鳴らしてあげたり、
ほっこりするような愛情を注いでくれています。
子育ては大変だけど、こういう子供同士の心温まる様子を見ていると
やっぱり兄弟っていいなぁと感じるので
まだしばらく先にはなると思いますが、グリンピースにもいつか弟や妹を作ってあげたいです。
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兄弟を〜って考える頃には、大変だった記憶は消えてて、産まれてからおさらいでしたw
なるほどw 記憶が消えるなら尚更、この大変な思いをブログにしっかり残しておこうと思いました!