【世界一周】Day259🇳🇿ハウェア〜リンディス「またしても人に助けられる」

朝ヨガとロメイン君

朝起きると快晴で、湖がよく見えたので、なゆちは絶景をバックにヨガタイム。

ぼくはなんとなくそれを眺めていましたが、

ここで昨晩出会ったロメイン君と遭遇。

「オハヨウゴザイマス」

二人でしばらく話しました。

彼は26歳で、フランスで大学を中退して2年ほど働いたのち、失業保険を元手にオーストラリアに2年滞在し、工事現場などで働いていたそうです。

その時の時給は30ドルと高額だったようで、そこで貯めた貯金を使って生活していると教えてくれました。

「何も長続きしない」という悩みを打ち明けられました。

ニュージーランドでのキャンプ生活に魅了され、フランスに帰ったら大きなバンを買ってヨーロッパを一周したいと話していました。

色々あったドライブ

4日間滞在したワナカ、ハウェアエリアを出発して、東に向かいます。

1時間ほど走った先に、無料で評判のいいキャンパーサイトがあったので、そこを目指すことに。

お供

出発して、いったんワナカの市街地に立ち寄り、昨日買ったフィッシュ&チップスを再び購入し、ドライブのお供にすることに。

待ち時間の間に、隣のパン屋さんを覗いてみると、これまた美味しそうなパイがずらり。

熱々のパイ二つを買ってその場でぺろりと食べてしまいました。

フィッシュ&チップスもほとんどは買ってすぐに食べてしまいましたが、一部は残してドライブのお供として出発。

家を運ぶ車

途中のガソリンスタンドに立ち寄ろうとしたところ、僕らと入れ違いに出て行ったのは

めちゃくちゃ大きなものを引っ張っているトラックでした。

あの大きいのはなんだ?とすれ違いざまに見てみると、

なんと、「家」!

家って運ぶものなのかと驚きを隠せませんでした。

近くにいたおじさんによると、こっちでは割と当たり前の光景らしいです。

トラブル発生

無料のキャンプ場があると聞いてやってきた山道。

しかし、マップが指し示す場所を過ぎても全くそれらしきものがありません。

もしかしたら通り過ぎたかも、とUターンして辺りをくまなく探すと、

一本の細道がありました。

そのかなり細い下り道には雪が張っていたため、滑りに気をつけながらゆっくりくだっていくと、

残念ながらその先は行き止まりになっていました。

諦めて引き返そうとすると

なゆち
あれ?…
ユッケ
動かない…

車を降りて見てみると、後輪がツルツルの地面にはまっていて空回りしています。

バックしてみたり、車を押してみたり、あれこれやっても一向に状況は改善しません。

本気で押してます

タイヤの擦れる音と、焦げたような嫌な臭いに、二人ともどんどん不安になっていきました。

終わった…

救世主現る

ロードサービスに電話をしようにも、ここは圏外。

すると、川を跨いだ対岸で様子を見ていた男性が、危ない橋を渡って助けに来てくれました。

絵に描いたような「危ない橋」

運転を変わると、慣れた手つきでハンドルを回してタイヤの位置を少しずつ動かします。

それでもダメだと判断すると、同じく対岸で作業していた仲間に無線で連絡を取りました。

しばらくすると、強そうな4WDのトラックで同僚二人が駆けつけてくれました。

その後、彼らはトラックと僕たちの車をロープで繋いで、牽引してくれることに。

本当に有難うございます。。

すると、ググッと前に進み、無事に抜け出すことに成功!

聞くと、彼らは地元の猟師さんたちで、罠を仕掛けていたというのです。

リンカーンさん(左)とブライアンさん(右)

何度もお詫びとお礼を伝えましたが、

彼らは「このぐらい何でもないよ!」

といい、更に、僕らをキャンプ場まで案内までしてくれました。

ユッケ
なんていい人たちなんだ!
なゆち
また助けられちゃったね。

遺跡でキャンプ

今日は、ホテル跡地のDOCキャンプ場に宿泊です。

細道に入り、路面はかなりの凸凹していますし、一部は凍結も見られました。

アクシデント直後なので、慎重に走行します。

無事にキャンプ場まで到着すると、誘導してくれたブライアンさんたちは、

何事もなかったかのように笑顔で別れを告げてサラッと引き返していきました。

なゆち
あぁ、、コーヒー作ってごちそうしようと思ったのに…

ホテル跡地ということもあり、歴史を感じられるステキな景観。

日が沈まないうちに、周辺をお散歩します。

木の枝を見つけてテンションが上がるなゆち

少し進むと、僕らが先ほどトラブった場所の対岸にたどり着きました。

その後、暖炉の跡地で火を燃やした形跡があったので、そこに少し木をくべて、僕らもトライしてみましたが

雪で木が湿っていたせいか、1時間ほど試行錯誤したけど、一向に着火せず断念。

ユッケ
今日は何をやってもうまくいかないなぁ

そうこうしているうちに、辺りは暗くなり、一気に冷え込みました。

人気と聞いてやってきたこのDOCも僕ら以外のキャンパーは不在。

火も点かず、気持ちが萎えてくると、

さっきまでカッコいいと思っていたホテルの廃墟も、なんだかだんだん不気味に思えてきます。

怖いので、端っこの、ホテルから離れた場所に車を移動して、

車内で夕飯を食べます。

僕が火相手に奮闘している間に、なゆちがチャチャッと準備してくれていました。

美味いっすね〜

近年稀に見る早寝

食べると次第に元気が出てきました。

外部電源がなく、リビ子の使えない車内は寒いので、

元気なうちに熱々の湯たんぽを作り、

それを抱き抱えて、7時半には布団に入りました。

ユッケ
布団と湯たんぽがあれば寒さはなんとかなる!
なゆち
明るくなれば怖くないから、さっさと寝よう!

スリップしたことで、翌日以降の運転に不安を抱えながら8時過ぎには眠りにつきました。

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2 件のコメント

    • それはあなたたちがにほんじんだからです

      と、ぶらじるからいみんしてきたひとがおしえてくれました
      ふかいですね

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