ドライブと植物園
朝、朝食を食べながら、ホストのおばさまと会話しました。
喉も治ったおばさまは前日とは別人のようにおしゃべりで、色々な話ができて楽しかったです。
「2週間滞在を延ばすなら、またうちに泊まりにおいでよ」と提案してくれたので、頼れる選択肢の一つができました。
連絡先を交換してお別れ。
この日は、「マタマタ」という、オークランドから南東に二時間ほどの街を目指してドライブです。
途中立ち寄った植物園は、老若男女が楽しめるステキなガーデン。
あいにく途中から雨が降ってきたので早々に退散しました。
そこから一時間ほど走ったところで、いい感じのカフェがあったので、ここで一息。
こういう途中途中の休憩もドライブの醍醐味です。
マタマタの宿
3時頃にマタマタに到着しました。
まずはこの日の宿にチェックイン。
こちらも熟年夫婦が棲む一軒家です。(こちらの物件)
数年前にリノベーションしたてということで、かなり綺麗な家。
僕ら専用のトイレ、シャワー、バスタブもあって快適に過ごせそう。
荷物を車から下ろして着替えとヘアセットだけ済ますと、すぐに出かけました。
念願のホビット庄へ
はるばるマタマタまで来た理由にして、この旅でもっとも楽しみにしていたイベントの一つ、ホビット庄ツアーです。
ホビット庄は、僕が大好きな映画『ロードオブザリング』の舞台で、主人公たちが住んでいた街です。
撮影に使われたホビット庄がニュージーランドに実存し、ツアーで訪れることができると数年前に知ってから、ずーっと行きたいと思っていた念願の場所。
マタマタの宿から車で15分ほどで到着。
受付やお土産屋さんも世界観が顕れていてテンションがあがります。
ツアースタート
夕方6時、いよいよツアーが始まります。
そして、念願のホビット庄に足を踏み入れました。
映画で何度も目にしたホビットの可愛いらしい家々が目の前に広がっていて、感無量。
ガイドさんの説明のおかげで、映画のシーンを一つ一つ思い出しながら、村を歩き回ることができました。
ホビットは、90-120cmくらいのサイズという設定なので、家は本当に小さくて、小柄な奥さんですらドアの高さを通り越すレベル。
撮影の裏話なども聞けて面白かったです。
例えば、長身のガンダルフとホビットの身長差がわかるように、家は大小様々あるようです。
この日、持ち合わせの服を組み合わせて、出来る限りホビット感が出る服装で参加したものの、
ガチの映画ファンはそのはるか上をいくコスプレで参加していました。
ホビットの食事
僕らが参加した夜のツアーは、値段が一人195ドル(12,000円)と高く、通常のツアーの数倍します。
理由は、映画に登場するホビットたちの酒場「グリーン・ドラゴン」でいただく
“ホビットの食事をリアルに再現したディナー”が含まれるためです。
酒場に着いて、まずは一人一杯ずつ、ホビットのビールが振る舞われます。
そして、奥の部屋に移動すると、ホビットのご馳走が並んでいました。
ホビットは、小さいけれどよく飲んでよく食べる(1日6食)ので、料理のボリュームはかなりのもの。
お肉や野菜、どれも美味しくて、大満足。
僕らは一番最初に席に着いたので、目の前に大きなチキンとサーモンがあってラッキーでした。
他の参加者ともコミュニケーションをとりながらの楽しい食卓。
食後は、酒場内に用意があった衣装を借りて撮影しました。
ランタンツアーと星空
食後は、酒場内で撮影などを楽しんでから、ランタンを持って外に出て再び村を散策。
もう完全に自分がホビットになった気分で、その雰囲気に酔いしれました。
こうして大満足のツアーを終えて11時頃に宿に帰りました。
念願が叶って本当に幸せな一日でした。
ただ、自分が思ったほど映画の内容を覚えていないことにショックを受け、他のファンとのレベルの違いを見せつけられたのも事実。
これを機に、奥さんと一緒にシリーズ全作見直すことにします。
私も高校の時、ファームスティでニュージーランド行ったよー♪すんごぃ広い牧場に泊まった!
オークランドしか地名覚えてなかったけど、マタマタ!!思い出した、行ったよ。
どっか海外行ったよな、と覚えてたけどニュージーランドだったんだね!
しかもマタマタにも行ったなんてレアだ!
ニュージーランドの牧場は本当すごいよね。
高校生でそのファームステイを経験できるのは最高だな。