【世界一周】Day163🇨🇱サンティアゴ~イースター島「空港での悲劇からのキャンプ」

空港での悲劇

朝早く宿を出てUberで空港に向かいます。

前夜に飲み過ぎたせいで、若干二日酔い気味です。

ふぅ。。

この日は楽しみにしていたイースター島に向かいます。世界周遊チケットも早くも10区間目の利用です。

優先カウンターで早々とチェックインを済ませたのち、ATMを探してイースター島で使う現金を下ろすことに。

ここでまさかのトラブル発生。

最初に使った一台で130,000ペソ(18,000円)を引き出したのに、故障か何かが原因で現金が出てきませんでした。

引き落としができずにキャンセル扱いになることはよくあるので、

諦めて別のフロアのATMで再トライすると、無事に同額を引き出すことに成功。

よかったよかった

しかし、数分後に銀行から送られてきた取引通知メールには、2回分の取引が記載されていました。

つまり、1台目の取引では、僕らは現金をゲットできなかったにもかかわらず、銀行側の記録としては取引成功扱いになり、口座から18,000円がマイナスされていたのです。

さすがに納得できず、空港のサービスカウンター経由でATMを管轄する銀行に電話で問い合わせをしましたが、「カード発行元に問い合わせください」とのこと。

発行元である日本の銀行に電話するも、回線が混み合っているらしくまったく通じず。

そうこうしている間に搭乗時間が迫ってきてしまったため、結局ひとまず諦めて飛行機に乗り込むことに。

治安が不安視された南米滞在、細心の注意を払うことで一カ月間無事に過ごし切ったのに、最後の最後で予期せぬ被害に見舞われるとは。

「人生は順風満帆とはいかないな」と思い知らされると同時に、

「南米滞在をこの程度の被害で済んでよかった」とポジティブに捉えることも

この時点ではできませんでした。

PDI

ちなみに、サンティアゴ からイースター島へは国内線での移動になるのですが以下の手続きが必要でした。

  1. オンラインでの申告
  2. 空港でのPDI書類の入手

1については、入島の2日前〜入島までの間に、こちらのサイトから必要情報を入力しておく必要があります。特に難しいことはなく、完了。送られてきたメールを当日空港職員に見せればOKでした。

2は、手荷物検査の直前にあるカウンターに立ち寄って、PDI(=警察)の発行する書類を入手してから搭乗ゲートに向かう必要がありました。

PDI必須用レーン(右)そうでない人は素通り(左)

僕らはこれを知らずに、このカウンターを無視してゲートまで向かってしまった所、搭乗直前になってカウンターまでダッシュで戻る必要が生じてしまいました。

ATM事件に追い討ちをかけてのこれだったので、だいぶテンションが下がりました。

「18,000円は笑えないんだよなぁ」

イースター島到着

5時間のフライトで体力も回復し、満足なサービスを受けて気分も良くなったので、被害から頭を切り替えて気持ちよくイースター島に到着しました。

LATAM航空の定番ビジネスシート

大勢の乗客がいた大型機でしたが、空港のバゲージクレームはかなりマニュアルな運用で、出てくるまでに時間がだいぶかかりました。

ベルトコンベアからぼたぼた落ちるスーツケースも見受けられ、皆戦々恐々としながら自分のバッグが出てくるのを見守っていました。

ようやくのことで外に出ると、僕らの宿泊先のスタッフが待っていてくれて、シャトルに乗り込んで宿に向かいました。

ガラス越しに見える大勢の出迎え者たち

この時点ではなかなかの暴風雨で、どうなることかと心配したのですが、宿に着く頃には天気も落ち着いてきました。

キャンプスタート

宿に到着し、チェックインの手続を済ませると、スタッフの方が僕らの寝床に案内をしてくれました。

この日から四泊する寝床がこちら。

テントです。

ここキャンピングミヒノアは、イースター島で1番リーズナブルな宿泊施設で、

宿泊客にはテントと寝袋が貸し出され、トイレやシャワー、キッチンは共用となります。

ずっとキャンプをしたいと思っていた僕らにとっては願ってもない機会。

テントの中で荷物を整理して、最高のプライベート空間ができたころ、ふと外に目をやると、雨上がりの空に虹がかかっていました。

「モアイ像」x「飛行機」x「テント」x「海」x「虹」

という最強の光景を目にして、めちゃくちゃテンションが上がりました。

島の暮らしを満喫

ひと段落してから、街に出かけました。

イースター島で唯一スーパーや飲食店などが立ち並ぶハンガロアというエリア。

ほぼ全てのお店が一本の通りに密集しています。

生演奏が楽しめるバー
島最大手のレンタカー会社
整備された歩道とお土産やさん

あてもなくフラフラと歩きながら、ツアーやレンタカー、食料品の価格調査をしました。

飲食店はかなり割高ですが、スーパーに売っている食材はそれほど高く感じませんでした。

こっちで買えばよかった…

かなり警戒してサンティアゴで買い込んできたのですが、これなら現地調達でも問題なかったかもしれません。

鶏肉が安かったので、ひとパック(300円程)購入し、宿に帰ってキッチンで調理しました。

持ち込んだ食材と鶏肉でスープを作り、この日の夕飯としました。

食器は専用ですが、キッチンや冷蔵庫は共用なので、清潔感などには多少目を瞑る必要があります。

ただ、他のゲストとの触れ合いもあり、これはこれで楽しい経験です。

食後はテントにこもってポテチを食べながらのんびり過ごしました。

「ください」 

朝一のATMでのトラブルを忘れられるほど、素敵な夜で、これからの4日間に期待しかありません。

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