昨日の敵は今日の友
この日は夕方まで宿でのんびりしました。
朝起きたら隣ですごい寝方してる人いた。
最近バレエの漫画読んでるらしい。 pic.twitter.com/rZkQD9QPih— Yusuke Aizawa (@aizy_tw) December 14, 2019
前日夜にスーパーで食材も買い込んでいたので、スープを作って食べたりしたのですが、ちょうどいいサイズの鍋は全てもう1組のカップルが使っていたので、
「おいおい、別のゲストのことも考えてくれよ」と思っていました。
彼等はこの日がチェックアウトだったようで、お昼近くになるとバタバタと準備を始めました。
その辺りでちょうど顔を合わせたので、「どこから来たんですか?」と聞くと、
「ウクライナです。」と答えてくれました。
そこで、僕らも先日行ったばかりだと答えると、表情がパッと明るくなり、それからはニコニコでたくさん話をしてくれました。
結局、ありがたいことに彼らが作った料理までいただくことになり、「もっと早く話しかけておけばよかったな」と少し悔やまれました。
その後僕らは外出し、戻ってきたのは夜だったのですが、既にチェックアウトした彼等から置き手紙がありました。
「今度ウクライナに来るときはこちらの番号に電話をください!」
まさに、昨日の敵は今日の友です。語学を勉強したり、旅で色んな国を訪れていて良かったと認識させられた嬉しい一コマでした。
ベルリンの壁
前日は真っ暗で、そこが壁の跡地だとも知らずに歩いてきた道ですが、この日の夕方再度訪れてみると、そこには壁の残骸や有刺鉄線、金属板など、まさにここに壁があったことを示すものがたくさんありました。
特にこのベルナウアー通りは、東ベルリンと西ベルリンの分断の象徴とされています。
この通りでは、住居が東ベルリンに、その建物の前の歩道は西ベルリンになったことから、
アパートから窓を割って逃げ出す人がたくさんいたそうです。
逃亡を試みて命を落とした人もたくさんいて、そうした悲惨な歴史を後世に伝えていくための
礼拝堂や、記念館などもここにはあります。
壁の跡地としては、他にもイーストサイドギャラリーのように観光地化している場所もありますが、僕たちはこのベルナウアー通りで、壁の”本当の高さ”に触れることができて、それで十分過ぎました。
シューズ購入
長年サンダルでお世話になっているビルケンシュトック。ビルケンはドイツ発祥なので、価格調査がてらベルリン市内の専門店へ。
するとそこに、サンダルだけではなく、素敵な靴もたくさん売っていました。
この旅が始まって以来、一つのスニーカーで3ヶ月間駆け回ってきましたが、
このスニーカーでは冬の寒さには対応できないし、旅行前の私生活も含めて3年以上履き続けてきて汚れもヘタリも目立ってきたので、
ちょうど買い替えを検討していました。
防水で歩きやすくて汚れも目立たない頑丈な靴を見つけたし、店員さんの接客も心地よい距離感だったので、ここで購入を決定。
日本で買うよりも格段に安いというわけではなかったですが、免税も取れるし、いい買い物ができました。
これからの旅のお供です。ベルリンのビルケンで買ったので、”ベルケン”と命名。
ベルケン、これからよろしく。
クリスマスマーケット
ベルリンの中心、アレクサンダー広場に来てみると、盛大なクリスマスマーケットが開催されていました。
首都ベルリンのマーケットということで、たくさん人はいましたが、圧倒的に広いので、パリのマーケットのようなカオス感はなく、人気のお店の待ち時間もほどほどで、リラックスして楽しむことができました。
定番のグリューワインとポンチはいただくとして、
ここではベルリン名物のカリーブルストも食べました。
焼いたソーセージを一口サイズに切ったものをカレー粉とケチャップで味付けした、ジャンクだけど絶対にうまいやつです。
それとフライドポテトをセットで頼むのが、ど定番。
味は見た目で想像がつくと思いますが、その想像の1.2倍くらい美味しかったです。
また、このお店はお皿のかわりに器を薄いパイ生地で用意してくれるのですが、それもパリパリで、美味でした。
ベルリンは、食事もビールも美味しいし、首都でありながら物価も高くないし、なんだか「地に足がしっかりついた街」という印象でかなり気に入りました。
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