【世界一周】Day61🇫🇷パリ2日目「天国から地獄へ」

予定変更

当初はパリのエアビーに34日する予定でしたが、宿が快適ではなかったし、モンサンミシェルに行きたくなったので、予定を以下のように変更しました。

  • 3日目の早朝にモンサンミシェルに向かい、観光をし、そこで最後の一泊をしてからパリに戻って新幹線で次の国へ向かう。
  • Mちゃんは3日目に友達とパリで合流する予定があったので、モンサンミシェルには僕ら夫婦だけで行き、最終日出発前に再び合流する。
  • どうせまたパリに戻ってくるので、モンサンミシェルに持っていく荷物は必要最小限とし、大きな荷物はパリに残るMちゃんのホテルに置かせてもらう。
  • 3日目の早朝にMちゃんのホテルに立ち寄る時間はないため、この日(2日目)のうちに荷物をホテルに移動しておく。

モンサンミシェルと往復の安い新幹線も見つかったし現地での綺麗な宿泊先も手配できたので「完璧なプラン」と思っていました。この日の夜にあの事件が発覚するまでは。

ホテルラブルドネ

Mちゃんが宿泊していたホテルは、パリの中心地にあるホテルラブルドネという四つ星ホテルでした。

上記の予定変更に伴い、2日目のこの日の午前、僕らは自分たちの大きな荷物をもってこのホテルを訪れました。さすが四つ星ホテル、という感じステキなホテル。

出典:Booking.com

特に、Mちゃんは最上階の高級なお部屋に泊まっていたため、荷物を置きに部屋に入った時に、思わず「うわー、いいなー」と声が漏れました。

ちょうどハウスキーパーの女性が掃除をしていたので、長居はせず僕らの大きなバックパックを部屋の隅に並べて置き、早々と立ち去りました。これが悪夢の始まりとも知らずに。

パキスタン料理

ランチは前日通りすがりに予約したパキスタン料理のお店。前日食べられなかったのでかなり楽しみにしていました。

ここで、一カ月前にルアーブルでお世話になったフランス在住の先輩Oさんも合流です。

https://nuk-tabi.blog/2019/10/17/day18/

パリ観光の力強いお供

カレーやナン、甘いスイーツなど四人でワイワイ美味しくいただいて大満足。

これは甘すぎてオエッ

パリに来たのに、前日夜はアゼルバイジャン料理、この日はパキスタン料理を食べて、フレンチをチョイスしなかったのにはワケがあり、

この日の夜にOさんがイチオシのフレンチのお店を予約してくれていたので、それまでフランス料理は食べないと決めていたのです。

パキスタン料理が美味しくて食べすぎてしまったので、「夜のフレンチのために消化をしよう」ということで午後は運動がてら歩いて観光をすることにしました。

美しい街

パリの街は、とても美しく、そこにいるだけで自分がセレブになったような優雅な気分になります。この日は天気も良く、運動する人や犬の散歩をする人、ウェディングフォトを撮影する人などもたくさんいました。

ほぅ、ウェディングフォトですか。

こちらも負けるまい。

ステキだなぁ、こんな生活いいなぁなどと皆んなで話しながら、のんびりと優雅な時間を楽しみました。

素敵な街だなぁ

僕らは、何も考えずにOさんに付いていっていただけなのですが、後でこの日の行程を調べてみると、かなり効率よく主要な観光地を巡ってくれていたようで、改めてOさんのアテンド力に感心しました。

自由の女神

コンコルド広場(サムスンの広告自重してほしい)

オベリスクと私

ルーヴル美術館

また、ウィーンでクリスマスマーケットの魅力に取り憑かれたぼくたちは、パリのそれもとても楽しみにしていました。しかし、実際に行ってみるとあまりに賑わいすぎていて、楽しむ余裕はなく、スリを警戒しながら人混みかき分けて先に進むだけで精一杯になってしまいました。

すごい人混み

それでも、途中で飲んだホットワインは身も心も温まる最高の一杯でした。

温まります。

特設のスケートリンクもありました

至高のフレンチ

夜は前述した、Oさんイチオシのフレンチレストランへ。(こちらのお店です)

7時の開店前から店の前にはお客さんがたくさんいましたが、Oさんが予約してくれていたおかげで僕らはすぐに席に着くことができました。

ここは、日本人のシェフの方が作ったフレンチレストランということで、地元民だけでなく日本人の観光客も多くいらしてました。我々がいただいたのは以下のメニュー。美味しすぎたので写真全部載せます。

どれも繊細な味付けで本当に美味しくてびっくりしました。

隣のテーブルに座った日本人のマダムに連れられた可愛いワンちゃんとも触れ合うことができ、至高のひと時を過ごしました。

Oさん、本当にありがとうございました!

そして事件発覚

食後、気持ちよく皆んなと解散して宿に戻り、寛いでいると、ホテルに戻ったMちゃんから連絡が来ました。

「部屋、こんなに荒らして出て行ったっけ?」

添付された写真をみて瞬時に確信しました。

「やられた。。。」

出る時には鍵をかけて部屋の隅に置いたバックパックがこじ開けられ、無残な姿でベッドの上に広げられています。

部屋に何者かが侵入し、僕たちの荷物をこじ開けて、中のものを盗んだ以外考えられません。

急いでタクシーでホテルに向かいます。

ホテルに到着し、中身をすべて確認すると、バックパックの中から貴重品が盗まれていました。。。

これには、流石に相当動揺しましたが、盗まれてしまった以上、落ち着いて対処するしかありません。

ちょうど合流したMちゃんのお友達の助けもあって、この日のうちにホテル側に何が起きたか全て説明し、翌朝すぐに部屋の出入りの記録と防犯カメラのチェックをしてもらい、警察にも連絡をする手はずを整えました。

その後は落ち込む気持ちを抑え、宿に戻り被害総額を計算し、然るべき場所に連絡をし、翌日の作戦を立て、現時点でできることは全てやってから3時過ぎに眠りにつきました。

初めて盗難の被害に遭い、夢か現実か、よく分からない不思議な感覚でした。

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