【世界一周】Day12🇺🇦キエフ2日目「キエフの名所とグルメ」

キエフという街

ウクライナの首都キエフ、初めて来ましたが、その大都会ぶりに驚いています。

5年前のウクライナ騒乱を当時のニュースで見て以来、なんとなく

ヤバそうな場所

というイメージがありました。

しかし、一歩足を踏み入れてみると、インフラが整備された、便利できらびやかな現代の大都市ながらも、教会などの歴史的な建造物も残る、とても魅力的な街でした。

   

コスパ最強

キエフはコスパが最強にいいです。以下3つの観点から紹介します。

1.宿泊先

今回宿泊したこちらの宿は、街の中心に位置し、主要な観光地まで徒歩圏内という超好立地で、かつ、マンション一室貸切という条件。

綺麗な室内に加えて、バルコニーが二個ついていたり、お風呂にはバスタブがあったり、お茶やチョコレートなどが用意してあったりと、超快適な空間でした。

これだけの条件で一泊4,000円。コスパ最強の宿でした。

すぐ隣にはこちらのベトナム料理のお店もあったので、初日の夜に早速行って、10日ぶりのアジアの味に酔いしれました。

2.食事

キエフは首都ということもあり、飲食店が豊富です。日本の麺屋武蔵がフランチャイズ展開していたり、外資系の飲食店も数多く展開しているため、食事の選択肢には困りません。

その中でも、特に最高なのが、プザタハタ(Puzata hata)というウクライナ料理のチェーン店。

カウンターで好きなものを選んでお盆に取っていく、ビュッフェ形式。「まいどおおきに食堂」が日本では有名ですが、まさにそんな感じ。そのクオリティと安さが衝撃的でした。

この日の夕食は二人でこのボリューム。

僕がウクライナ料理で一番楽しみにしていた熱々のキエフカツ(チキンキエフ)なども含む、大満足の内容で、約1,000円。

衛生面も整っていて、今回の旅でコスパ暫定1位の食事です。

3.UBER

キエフではUBERが使えます。ウクライナ語はさっぱりでも、マップで行き先を入力すれば送迎してくれるので、ボッタクリの心配もありません。

アプリに登録してるカードから決済されるから現地通貨を現金で用意しておく必要もないので、本当に重宝しました。

坂が多く、さらにこの季節は寒くてあまり歩きたくなかったので、1キロくらいの移動でもバンバンUBERを使いました。

もちろん乗る距離や混み具合によって値段は変わりますが、僕らは今回ほとんど200円から300円くらいの料金でした。

車両もベンツとか、高級なものが多く、運転も安全なので、キエフのUBERはコスパがかなりいいです。

ちなみに、今回は利用しませんでしたが、UBER eatsも普及しており、街中でもよく見かけました。

最初に訪れたリヴィウでは、UBERは使えたけど、UBER eatsはまだエリア外でした。

ランチで念願のキエフカツを

ランチでは、以前YouTube で“キエフカツが一番美味しいお店”として紹介されていたこちらのお店に行きました。

ウォッカを飲みながら食べた最高峰のキエフカツやボルシチはとても美味しかったですが、夕飯に食べたプザタハタと比べると、コスパの面で劣ります。

キエフカツ

 

また、店員さんが自信満々に写真を撮ってくれたのはいいのですが、ボヤけまくりでした。

目を凝らすと浮き出てくるかも

観光名所巡り

まず訪れたのが、セントウラジミール教会

新しい教会で建築に20年を費やしたらしいですが、外観はちょいダサ。

写り込む私もちょいダサ

ただ、内装は豪華でした。この日はちょうど結婚式をやっていて、人も多く賑わっていました。

 

ふと、目が合った中国人が、もの凄い笑顔で近づいてきて

「你是中国人吗?(キミも中国人かい?)」

と聞いてきたのが、ここでのなんとも言えない経験となりました。(明日は服装変えようかな。)

この後向かったのは、黄金の門という、かつてのキエフ公国時代の国の入り口。

1000年近く前の、外敵を見張るための工夫を凝らした巧みな仕組みに感心しました。

 
 
 
 
 
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ここで、疲れた奥さんは宿に帰って休むことに。僕は一人でセントソフィア聖堂に向かいました。

セントソフィア聖堂

写真担当の奥さんが同行しなかったので、ここで撮った写真はありませんが、世界遺産にも登録されているこちらの教会は、圧巻でした。

1000年前から、この地に住む人々の信仰と文化の中心として君臨してしたこの教会。

門をくぐって敷地内に入ると、その壮大さと、癒されるような包容力を感じて、「おぉっ」てなりました。

教科書でも、あまり深くは記されていないキエフ公国やウクライナ正教会の歴史。

せっかくの機会なので、お金を払って教会内を隅々まで見て回りました。

ちょうど、英語のツアーガイドさんが欧米人15人程を引き連れて教会内を案内していたため、こっそり付いて回って色々な説明を聞くことができたのはラッキーでした。

奥さんには”30分で帰る”と伝えていましたが、結局2時間ほど滞在し、色々なことを学び、考える貴重な時間となりました。

昨年2018年は教会創設からちょうど1000年目にして、ウクライナ正教会がロシア正教会から独立を果たした記念の年 だったらしく、ずいぶん賑わったらしいので、もうちょっと早く来れたらなーというのが少し心残りでした。

ウクライナ総括

翌朝は朝の便でハンガリーに向かうため、この日が実質ウクライナでの最終日でした。

計5日間にわたり3都市を回ったウクライナ。

3都市は同じ国の中にあって、歴史的には別々の国に属していたこともあるため、文化も建築様式も異なっていて、興味深く楽しめました。

キエフではベンツなどの高級外車がバンバン走っているのに、リヴネ では古い車ばかりでしたし、なんなら馬車も走っていました。

いずれにせよ、来る前に抱いていた「近寄りがたい東欧のきな臭い国」という印象は払拭され、何事も自分の目で直接見るのが大事だなと強く実感した滞在でした。

ちなみに、料理に大量のヨーグルトを添える文化は、訪れた3都市全てに共通しており、ヨーグルトの可能性について考えるいい機会にもなりました。

今後僕が料理にヨーグルトをトッピングする姿を目撃したら、背景にウクライナを感じてやってください。

我是日本人

 

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